曽秀鳳がこの日のベストスコア69をマークし首位に
2002/09/28 18:00
国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」2日目。初日同様、選手たちは天候とコース設定に手を焼き、アンダーパーを記録したのは6名だけという難しい1日となった。
トップに立ったのは曽秀鳳。5バーディ、2ボギーでスコアを3つ伸ばしトータル4アンダーとした。曽秀鳳は今季ベルーナレディースカップで2位タイに入っているが未勝利。ツアー5勝のベテランが、2年ぶりの優勝に向けて明日、最終日に臨む。
2位にはツアー未勝利の秋山琴美が1打差でつけた。この日は出だしからバーディを決め波に乗ると、曽秀鳳と同じく2日目のベストスコア69でラウンドした。今をときめく不動裕理と同組だったが、プレッシャーを全く感じさせないゴルフを展開した。
そして初日に師匠と仰ぐ福嶋晃子とのラウンドで発奮した高橋美保子が、首位と2打差の3位につけている。高橋は6バーディ、4ボギー、1ダブルボギーとチグハグなゴルフでスコアを伸ばすことができなかったが、難コンディションの中で上位に踏ん張れたことは、最近の好調さを物語っている。アピタ・サークルK・サンクスレディスに続き今季2勝目なるか、明日が楽しみだ。
招待選手の飛ばし屋ローラ・デービースはスコアを2つ落とし、トータル1オーバーで5位タイに順位を落とした。
そして米女子ツアーから帰国し今大会最も注目を集めていた福嶋晃子は、初日同様、調子を発揮できずトータル9オーバーまでスコアを落とし、1ストローク差で決勝ラウンド進出を逃した。
トータル8オーバー、44位タイまでの50名が予選通過を果たした。