賞金女王、シード権、最終戦出場権・・・注目の争いの行方は
2012/11/13 10:43
国内女子ツアーの第34戦「大王製紙エリエールレディスオープン」が11月16日(金)から18日(日)までの3日間、福島県にある五浦庭園カントリークラブで開催される。1982年の第1回から四国で開催されてきたが、今年は東日本大震災の復興支援をメインコンセプトに福島県を舞台に選定。チャリティ販売をはじめとした、数々の復興イベントが行われる予定だ。
今週の焦点は、残り2試合に迫り佳境を迎えている賞金女王争い。賞金ランキング2位の有村智恵は残り試合を欠場するため、女王の可能性はトップを走る全美貞と、同3位のアン・ソンジュに絞られた。その差は約2,270万円。今週はアンが欠場しており、全が8位タイ以上(2名まで)で終えた時点で、最終戦を待たずして全の賞金女王が決定する。
そして、こちらは最後の争いとなる来季出場権をかけたシード権争い。永久シード者を除いた賞金ランク上位50名の枠を巡り、今年も1ストロークが命運を握る緊迫の戦いが繰り広げられる。
また、次週開催の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」への出場資格は、今季優勝者と今週を終えた時点での賞金ランク25位まで。カットライン付近には、馬場ゆかり、北田瑠衣、表純子、飯島茜らがおり、こちらの争いにも注目したいところ。
【主な出場予定選手】
李知姫、横峯さくら、馬場ゆかり、全美貞、佐伯三貴、不動裕理、笠りつ子、大山志保、服部真夕、藤本麻子、金田久美子、茂木宏美、森田理香子、上田桃子、諸見里しのぶ、吉田弓美子、木戸愛、斉藤愛璃、成田美寿々