上田桃子が連覇に挑む! 米ツアー出場権の行方にも注目
国内女子ツアー第32戦「ミズノクラシック」が11月2日(金)から3日間に渡り、三重県の近鉄賢島CCで開催される。国内ツアーから35名、米国ツアーから43名の計78名が出場し、予選カットは設けられていない。今大会は米国女子ツアーの公式競技も兼ねており、優勝者には米国ツアーの来季シード権が付与される。
国内外のトッププレーヤーたちの競演も見所の今大会。今年も海外の強豪たちが集結し、ハイレベルな戦いを繰り広げる。世界ランキング1位に君臨するヤニ・ツェン(台湾)のほか、チェ・ナヨン、朴仁妃、申智愛、キム・インキョンら同ランク上位に続く韓国勢。メジャー1勝のステーシー・ルイス(アメリカ)もホステスプロとして参戦し、今年も大会の盛り上げ役を担う。
そして、昨年大会でフォン・シャンシャン(中国)をプレーオフで破り、07年以来となる大会2勝目を手にした上田桃子。米国ツアー参戦への道を切り開いた思い入れの深い舞台で大会連覇に挑む。国内では今季8試合に出場して最高位は20位タイと結果を残せていないが、好相性の地で再びの躍動に期待したいところ。
また、来季の米国ツアー挑戦を表明し、来月末にその出場権を競うファイナルQTに出場予定の有村智恵と上原彩子にとっては、今大会は最短ルートで出場権を掴む絶好の機会。優勝だけを見据え、モチベーション高く世界レベルのフィールドに臨む。その他、木戸愛、大江香織、成田美寿々、一ノ瀬優希、酒井美紀ら、大会初出場を遂げる若手たちの勢いあるプレーにも注目だ。
【主な出場予定選手】
上田桃子、宮里美香、アン・ソンジュ、有村智恵、李知姫、上原彩子、森田理香子、服部真夕、笠りつ子、佐伯三貴、横峯さくら、吉田弓美子、木戸愛、金田久美子、飯島茜、馬場ゆかり、諸見里しのぶ、朴仁妃、S.ルイス、チェ・ナヨン、申智愛、ヤニ・ツェン、フォン・シャンシャン、K.ウェブ、キム・インキョン