今季はまだ勝利がないが、メジャー大会で連覇を果たすことができるか

国内女子ツアーの第23戦で公式戦の「日本女子プロゴルフ選手権競技コミカミノルタ杯」が、9月9日（木）から12日（日）の4日間、奈良県のグランデージGCで開催される。5月に行われた「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」以来の国内メジャー第2戦となる。

昨年は、諸見里しのぶが前週に行われた「ゴルフ5レディス」優勝の勢いのまま、2位に6打差をつける圧勝でメジャー3勝目を果たした。今年は連覇を賭けて挑むが、今季はまだ優勝がないだけに、どのような戦い方を見せるか注目される。

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勢いという意味では、先週優勝した飯島茜が、2週連続優勝を果たすかにも注目が集まる。飯島は2007年に、諸見里と同じパターンでゴルフ5と、日本女子プロで2連勝を飾った。07年の再現となるのだろうか。

また、先週は賞金ランキング上位の選手が数多く休養をとった。賞金ランキングで首位に立つアン・ソンジュをはじめ、横峯さくらや不動裕理、有村智恵などが独自の調整を行い、今大会に挑む。

さらに米ツアーに参戦中の上田桃子も出場。予選2日間の組み合わせが既に発表され、上田は、諸見里、アン・ソンジュとラウンドすることが決まっている。今季メジャー初戦は米国のモーガン・プレッセルが優勝を果たしたが、今回は日本勢がタイトルを手にするのだろうか。それとも実力者が名を連ねる韓国勢なのか、4日間の熱い戦いが始まる。