比嘉一貴が首位に1打差とした

◇国内男子◇シンハン ドンヘ オープン 2日目（9日）◇KOMAカントリークラブ（奈良県）◇7065yd（パー71）

降雨の影響で90分遅れでスタート、午後6時に日没サスペンデッドとなり、33人が競技を終えられなかった。2打差3位で出たアジアンツアー1勝のティラワット・ケーオシリバンディット（タイ）が2イーグル4バーディ、1ボギーの「64」でプレー、通算14アンダーとして暫定首位に立った。

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比嘉一貴はボギーなしの8バーディ「63」で回り、10位から通算13アンダーの暫定2位に浮上した。出だし1番で8mを沈めてバーディ発進すると、3番で4m、4番では3mを入れてバーディを奪取。10番でも3mのバーディパットをねじ込み、12番からは3連続バーディでスコアを伸ばした。「2日間ノーボギーで回れているので、いいリズムでできていると思う」と納得の表情を見せた。

週末に向け、「アイアンショットが安定していていい位置につけられているので、もう少しティショットがフェアウェイに行ってくれれば組み立てやすくなる。パッティングはいい感じで2日間回れたので、これをキープできれば優勝も見えてくる」と話した。暗闇の中、素振りの練習器具を持って調整に向かった。

PGAツアー3勝のキム・シウー（韓国）が通算12アンダーの暫定3位につけた。

「Sansan KBCオーガスタ」で初優勝を挙げた河本力は通算11アンダーの暫定4位。「62」をマークした稲森佑貴が通算10アンダーの暫定6位で続いた。木下稜介、近藤智弘らが通算9アンダーの暫定10位。

前週「フジサンケイクラシック」優勝の大西魁斗は「67」でプレーしたが、通算2アンダー暫定84位で予選通過が危うい状況となっている。

第2ラウンドは10日午前6時50分に再開、第3ラウンドのスタートは同午前9時を予定している。