昨年は片山晋呉が制したが、今年は誰が栄冠を勝ち取るのか！？

国内男子ツアーのメジャー第2戦「日本プロゴルフ選手権」が6月11日（木）から14日（日）の4日間に渡り、北海道にある恵庭カントリー倶楽部で開催される。今年で77回目を数える今大会、プロゴルファーの頂点という誉れ高い称号をかけたビッグトーナメントだ。

昨年大会は、片山晋呉が通算23アンダーという驚異的なコースレコードをマーク。2位に6打差をつける圧勝を遂げ、その強さを存分に見せつけた。大会連覇への期待が高かった片山だが、来週開催の米国メジャー「全米オープン」に備えて今週は欠場を表明。ディフェンディングチャンピオン不在の中での開催となる。

＜＜　下に続く　＞＞

今年は、昨年に続き石川遼が2年連続の出場。昨年大会では予選通過ラインに遠く届かない112位タイで予選落ちと、メジャーならではの難度と雰囲気に呑まれてしまった。だが、先週のメジャー初戦「UBS日本ゴルフツアー選手権」で初の予選突破を果たすなど、大舞台でも安定した実力を発揮し始めている。ショットは好調を維持し続けているだけに、パットの噛み合い次第では楽しみな展開が見られそうだ。

さらに、1997年以来2度目のタイトル獲得に挑む丸山茂樹、2006年のタイトルホルダー近藤共弘を始め、先週は惜しくもツアー初勝利を逃した池田勇太、開幕から好調なプレーを続ける小田孔明ら勢いのある中堅・若手たちが大会を盛り上げる。

また、次戦の「ミズノオープンよみうりクラシック」終了後時点（6月28日）での国内ツアー賞金ランキング上位2名に与えられる、海外メジャー「全英オープン」出場権争いも佳境。最高潮のモチベーションで臨むトッププレーヤーたちの競演に、期待は高まるばかりだ。

【出場予定選手】
小田孔明、P.マークセン、五十嵐雄二、兼本貴司、平塚哲二、D.スメイル、B.ジョーンズ、富田雅哉、池田勇太、近藤共弘、谷口徹、谷原秀人、矢野東、中嶋常幸、丸山茂樹、宮里優作、尾崎将司、石川遼