2017年シーズンが開幕 日本とアジアの混合戦を制するのは?
◇国内男子◇SMBCシンガポールオープン 事前情報◇セントーサGCセラポンC(シンガポール)◇7398yd(パー71)
国内男子ツアーの新シーズンは、今年もシンガポールで初戦を迎える。アジアンツアーとの共同主管として2年目を迎える大会は19日(木)が初日。日本とアジア、それぞれの前年度賞金ランキング上位60人に世界ランキング上位者、推薦出場などを加えた156人が、賞金総額100万ドル(1億1696万円)のフィールドに集結する。
悪天候の影響で月曜決着となった昨年は、ソン・ヨンハン(韓国)が当時世界ランク1位のジョーダン・スピースを1打差で振り切ってツアー初優勝。同大会含めトップ10入り計7度で賞金ランクは自己最高の4位と躍進した昨シーズンの自信を胸に、今年は初のディフェンディングチャンピオンとして臨む。
日本ツアーからは昨年の賞金王で、今年6年ぶりに「マスターズ」出場を果たす池田勇太を筆頭に、同2位のキム・キョンテ(韓国)、前週はハワイでの試合に出場した谷原秀人、片岡大育、小平智らも参戦する。
また、昨年のファイナルQTで2位に7打差をつけてトップ通過を果たした20歳の星野陸也、前週アジアンツアーのQTを突破した21歳の亀代順哉らの若手に加え、「生涯獲得賞金25位以内」の権利を行使してツアー復帰を果たす48歳の伊澤利光にも注目だ。
海外からは、シンガポールオープン通算3勝(05、06、10年)のアダム・スコット(オーストラリア)に加え、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、アーニー・エルス(南アフリカ)らが出場する。
また、今年から今大会は「全英オープン」(7月/ロイヤル・バークデールGC)のアジア最終予選を兼ねており、12位タイ以内の有資格者を除く上位4人(*)に出場権が与えられる。
*出場資格に誤りがあったため記事を修正しています。(17.1.18)
<主な出場予定選手>
ソン・ヨンハン、池田勇太、谷原秀人、キム・キョンテ、片岡大育、小平智、パク・サンヒョン、今平周吾、武藤俊憲、アーニー・エルス、アダム・スコット、セルヒオ・ガルシア、タワン・ウィラチャン、星野陸也、亀代順哉、伊澤利光