韓国の趙炳旻が日本ツアーデビュー戦で優勝 石川遼以来
2016/05/22 14:56
◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 最終日◇橋本カントリークラブ(和歌山)◇7127yd(パー71)
首位から5打差の5アンダー3位タイから出たチョ・ビョンミン(韓国)が3バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算6アンダーとして逆転で初勝利を飾った。
チョは韓国下部ツアーで2勝をマークした26歳。昨年末の日本ツアーの最終予選会を通過し、今大会が初出場だった。ツアーデビュー戦で優勝したのは1973年のツアー制施行後、史上4人目(海外招待選手を除く)。2007年「マンシングウェアオープンKSBカップ」を当時15歳で制した石川遼以来となった。
3日目を終えて後続に3打差をつける10アンダーの単独首位からスタートしたスコット・ストレンジ(オーストラリア)は「76」と崩れ、近藤共弘と同じ通算5アンダーの2位に終わった。
川村昌弘が4アンダーの4位。通算3アンダーの3位に池田勇太、塚田陽亮、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)が入った。
プロ4年目の塩見好輝がこの日のベストスコアタイ「66」をマークして、通算2アンダー。武藤俊憲、藤田寛之と並び8位タイでフィニッシュした。初日2位で滑り出したアマチュアの14歳・三田真弘(さんだ・まひろ、岡山市立京山中3年)は通算10オーバーの51位だった。