好調の片岡大育が首位タイ発進 1差3位に松村道央ら
2015/05/21 18:21
◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 初日◇名神八日市カントリー倶楽部(滋賀県)◇6900yd(パー71)◇
今年で81回を迎える「関西オープンゴルフ選手権競技」が、5月の晴天のもと開幕。初日、6バーディ1ボギーで回った片岡大育と、バックナインでの6連続バーディを含む8バーディ3ボギーで回ったハン・ジュンゴン(韓国)が、5アンダーで首位タイに並んだ。
今季開幕戦「東建ホームメイトカップ」では自身初の最終日最終組を経験し、首位に3打差の4位フィニッシュ。ツアー初優勝への期待高まる片岡が、2011年「コカコーラ東海クラシック」以来となる2度目の首位発進を決めた。「ショットの調子は良い感じ。パットもそこそこ決まり、今日のスコアにつながった」。6つのバーディはすべて5m以内につけたもの。後半2番のパー5では、5Wで打った240ydからの2打目を、ピン右2.5mに2オンさせてギャラリーを沸かせた。
好調なショットは、このオフに取り組んだスイング改造の効果が大きい。持ち球をフェードからドローに変え、ドライバーで15yd、アイアンも1番手ほど飛距離が伸び、「組み立てがラクになった」という。 明日はグリーンの状態も良好な午前スタート。「今日とやることは変わらない」と、自信が増しつつあるショットでピンを攻める。
首位と1打差、4アンダーの3位に松村道央、イ・ギサン(韓国)の2選手。3アンダーの5位には、藤田寛之、藤本佳則、谷原秀人、矢野東、香妻陣一朗、河井博大ら全13選手が大集団を形成した。