2000年 マンシングウェアオープンKSBカップ

好スコア続出。片山晋呉が11アンダーに

2000/05/19 18:00

2日目に飛び出したのは、今日だけで7アンダーを貯めこんだ片山晋呉。1打差2位にはS.コンランが続いている。佐藤信人はトップから離れずに68と堅実なゴルフで9アンダー3位。小山内護・桧垣繁正・河村雅之・川原 希の4人が4位グループにつけている。前日首位からスタートした高木祐二は74としてトータル6アンダー12位に後退した。

近藤智弘は3アンダー42位で予選通過した。初日に76を叩いた矢野東は今日を1アンダーとしたて、予選通過ならず。尾崎健夫はカットラインに2打足りなかった。

9バーディ、2ボギーとバーディ日よりだった片山晋呉は前半は31だった。ティショット、パットが良い。「フェアウェイを外したのは7番くらい。セカンドショットがいまいちでしたけどね」 先週、狭いコースをフェアウェイに行かせようとしすぎてショットが崩れた。
特にセカンドショットは良い時と悪い時が極端に来る。「体が勝手に反応しているのもあるけど、イメージより体が先だから、良くない。意識過剰になり過ぎてる。先々週休んで、先週がそれだったがから、余計にクセが抜けないようです」 しかし、それもトレーナーとTVを一緒に見て調整した。

キリンオープンの勝ちでメモリアルトーナメント(米国)もついてきたが、出場はしない。「全英に行きたいですから、日本ツアーで頑張ろうと思って。試合に出て、ティグラウンドに立っただけで感動したのは、全英が初めてです。今年も出たいです」 目下のところ目標は全英オープンに絞られている様子。

S.コンランは今日、ドライバーを替えてみた。「ほとんど、真っ直ぐ飛んで良かった。友人のバックウェルが優勝して刺激を受けました」 最近調子がいい。そろそろ優勝と思いたいところだが、「明日はドライバー真っ直ぐ、パターもキッチリ打つことだけに集中したい」 5バーディ、ノーボギーだった。

「何となく満足感がない。」とは佐藤信人。「先週からずっとショットの調子が良くない。こんな位置にいられるのは勢いというか、運があるから。明日からも結果を求めずにゆっくりとやりたいですね」 運も実力のうち(?)

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