国内男子ツアー第12戦「JGT選手権宍戸ヒルズカップ」が、7月1日（木）から4日（日）までの4日間、茨城県西茨城郡にある宍戸ヒルズカントリークラブで開催される。この大会の優勝者には、アメリカで8月に行われる「WGC NECインビテーショナル」の出場権が与えられる。

昨年と開催地が同じということもあり、フェアウェイとグリーンの状態は万全。今年から距離が140ヤードほど延長したということもあり、選手達がコースをどのように攻略するのか興味深い。

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昨年の大会は、復活をかける伊沢利光が、高山忠洋とデビッド・スメイルの追撃も受けるも、辛くも1打差で振り切り復活優勝を遂げた。その後の優勝インタビューでは、なかなか勝てず苦悩の連続だった1年8ヶ月の記憶がよみがえり涙が出てしまった。今季まだ調子の上がらない伊沢だが、思い出の大会で弾みをつけたいところだ。

そのほか今年賞金王奪回に燃える片山晋呉や谷口徹が出場。また、昨年「日本オープン」を制してから調子を上げ、米ツアーでの奮闘ぶりが目立つ深堀圭一郎など国内ツアーナンバー1を決めるのに申し分ないメンバーが揃った。

なお、この大会ではJGA（日本ゴルフ協会）がR&A（ロイヤル・アンド・エインシェントゴルフクラブ・オブ・セントアンドリューズ）に依頼し、ドライバーのCOR（反発係数）のテストが行われる。選手側から安心して使いたいと多くの要望があり、今回実現することになった。またこのテストは選手側の任意で行うものとなっている。

【主な出場予定選手】
伊沢利光、谷口徹、片山晋呉、深堀圭一郎、高山忠洋、尾崎将司