欧州男子ツアー第37戦「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」が、スイスのクラン・シュル・シエールGCで開幕。連覇を狙うブラッドリー・ドレッジ（ウェールズ）が暫定ながら単独首位に立っている。

去年、この大会を圧勝しているドレッジは、6番でイーグルを奪うと、続く7番でもバーディを奪う。その後もバーディを2つ重ねて、さらにノーボギーでラウンド。初日から相性の良さを発揮し、5アンダーとして暫定単独首位。今季初勝利と大会連覇へ向けて好スタートを切った。

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暫定2位タイには今季2勝を果たしているミッコ・イロネン（フィンランド）、出足でつまずくも、終盤5ホールで1イーグル、2バーディと巻き返したPGAシニアツアーの強豪、エドアルド・ロメロ（アルゼンチン）、そしてマーカス・フレーザー（オーストラリア）の3人が3アンダーでホールアウト。そして、オリバー・ウィルソン（イングランド）が14番ホール終了時点で同じく3アンダー、暫定2位タイに並んでいる。

さらに1打差の2アンダー、6位タイには、グレーム・ストーム（イングランド）らが並び、注目のタッド・フジカワ（アメリカ）は15番ホール終了時点で5オーバーの暫定111位タイと、厳しいスタート。また、日本の手嶋多一は「78」の大叩きで7オーバー、暫定136位タイと大きく出遅れ、早くも予選突破が危ぶまれている。