前日の勢いを継続！ 3季ぶりの優勝に王手をかけたH.オット（Stuart Franklin /Getty Images）

◇欧州男子◇イタリアオープン 3日目◇チルコロゴルフ・トリノ・ラ・マンドリア（イタリア）◇7,208ヤード（パー72）◇

単独首位からスタートしたヘニー・オット（南アフリカ）が5バーディ2ボギー1ダブルボギーの「71」で回って通算16アンダーで首位をキープ。11年以来となる欧州ツアー通算3勝目へ向け前進した。通算14アンダーの2位にリッチー・ラムジー（スコットランド）が続いている。

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欧州勢にとっては、今大会は9月末にスコットランドで開催される「ライダーカップ」メンバー入りを掛けた最終選考試合でもある。欧州ツアーでの成績を元にしたヨーロピアンポイントリストの上位4選手と、世界ランキングを元にしたワールドポイントリストの上位5選手が自動的にメンバー入りし、残り3選手をキャプテンのポール・マッギンリーが選出することになっている。

そんな中で注目を集めているのは、母国での「ライダーカップ」出場を目指すスティーブン・ギャラハー（スコットランド）だ。今週、2位に入れば自動選出枠に届くギャラハーは、3日目を終え首位と6打差の6位。2位のラムジーとは4打差につけている。

また、母国イタリアでの勝利を目指すフランチェスコ・モリナリ（イタリア）は、通算9アンダーの7位タイ。こちらも、一発逆転を期して明日の最終日へと挑む。