欧州ツアー第38戦『テレフォニカ・オープン・デ・マドリード』がスペインのマドリードにあるクラブ・デ・キャンポで開幕した。地元スペイン出身のセルヒオ・ガルシアが初日だけで2つのイーグルを奪い、観客を魅了した。

セルヒオ・ガルシアは前半5番パー4でイーグルを奪うと、7番パー5でもイーグルを奪って一気にスコアを伸ばした。後半に入っても勢いは止まらず、バーディを重ねて通算7アンダー、首位とは1打差の2位と好スタートを切った。この日、パーオンできなかったのは2回だけと確実にグリーンを捉えていた。

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一方、初日首位に立ったのはイングランド出身のポール・ケーシー。4番でイーグルを奪うと波に乗り、バーディを量産。合計7つのバーディを奪い、通算8アンダーの単独トップに躍り出た。

パドレイク・ハリントンが3位につけた。パー3では4ホール全てバーディとショットが冴えわたった。通算6アンダーと首位とは2打差の位置につけて、上位を窺っている様子だ。

そのほか、今季2勝を挙げて好調のリー・ウェストウッドは、通算3アンダーの15位タイでホールアウト。地元スペイン出身で2週連続優勝を狙うミハエル・アンヘル・ヒメネスは、通算1アンダーの36位タイと上位選手がスコアを伸ばしているだけに、少々出遅れる形となった。