2004年 ダンヒル・リンクス選手権

エルス、ビジェイ停滞 首位はハウエル!2位ドナルドが追走

2004/10/09 09:00

スコットランドのセントアンドリュースオールドコース、カーヌスティコース、キングスバーンズコースの3コースで行われている、欧州ツアー第35戦「ダンヒルリンクス選手権」の2日目。頂上決戦となったビジェイ・シン(フィジー)とアーニー・エルス(南アフリカ)は、初日ともに4アンダーの11位タイと互角の戦い。2日目に入り一歩リードを奪ったのはエルスだった。

2日間続けてノーボギーでラウンドしたエルスは、オールドコースをプレー。この日4つバーディを奪って通算8アンダーのスタート時と変わらず11位タイの好位置につけた。またビジェイはオールドコースをラウンド。エルスとは対象的に出入りの激しいゴルフを展開。通算6アンダーの29位タイに後退している。

一方上位争いは、欧州メンバーでありイングランド出身のデビッド・ハウエル(イングランド)とルーク・ドナルド(イングランド)の2人。2位スタートのハウエルはオールドコースをラウンドそた。出だしの1番でボギーをたたくも、その後はバーディラッシュを披露。最終18番パー4でチップインイーグルを決め、この日7つスコアを伸ばした。

そして首位を1打差で追う13アンダーの2位につけたのは、ルーク・ドナルド(イングランド)。6アンダーの6位タイでスタートしたドナルドは、8バーディ1ボギーの完璧なゴルフを披露し、通算13アンダーまで伸ばして2位に浮上した。

そのほか初日10アンダーをたたきだしたグレーム・マクダウェルは、スコアを伸ばせず4位タイに後退。地元スコットランド出身のコリン・モンゴメリーが通算9アンダーの7位タイに浮上。通算8アンダーの11位タイには、ピーター・ロナード、イアン・ポールターリー・ウェストウッドなどが虎視眈々と上位を窺っている。

2004年 ダンヒル・リンクス選手権