スコットランドにあるザ・グレンイーグルズホテルで開催されている、欧州男子ツアーの第32戦、「ジョニーウォーカー選手権atグレンイーグルス」の最終日。通算10アンダーでモリナリ兄弟の兄、エドアルド・モリナリ(イタリア)が優勝を手にしている。

首位に弟・フランチェスコ、2位に兄・エドアルド。「モリナリ兄弟対決」という構図で迎えた最終日、そのドラマは波乱に満ちたものとなった。立ち上がり2番で両者ともバーディを決めたが、直後の3番でボギーを叩き波に乗れない。その流れは中盤になっても変わらず、フランチェスコは7番から3連続ボギー。兄も8番から連続ボギーを叩いて折り返す。しかし、後半フランチェスコが3バーディ、3ボギーと伸び悩んで通算7アンダー、3位タイに沈んだのに対し、エドアルドはラストを3連続バーディで締め、通算10アンダー。7月の「スコットランドオープン」に続き、今季2勝目を挙げている。

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兄弟対決の合間を縫って単独2位に食い込んだのはブレット・ラムフォード(オーストラリア)。多くの選手がボギーを連発する中、1ボギーで乗り切り、ラスト2ホールの連続バーディを含む3バーディをマークして順位を上げた。

通算7アンダー、3位タイにはエドアルド・モリナリの他、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)の3人が並んだ。