グリーン上でパットを決められず呆然とする上田桃子

宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフ」の初日に3アンダーの2位タイにつけた上田桃子。2日目は最終組でスタートしたが、いきなりボギーを叩き出鼻をくじかれてしまう。

その後も5番、11番とボギーを叩き順位も徐々に後退。15番パー3でこの日唯一のバーディを奪うが、最終18番パー5もボギー。通算イーブンパーの11位タイまで後退してしまった。

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「前半は決めたいパットが決められなくて、後半はピンの位置が寄せられるようなところに切っていなくて。最後の18番もミスショットでもミスパットもない。今日は運もなかったと思う」クラブハウスに引き上げてきた上田は、冷静にこの日のラウンドを振り返る。

「上（上位）も伸びていないし、まだ届かない差ではないので、下から追い上げていくのもいいかなと思います」。2週間前の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」では、スコアを崩して涙を流し悔しがった上田だが、この日は冷静に自分のポジションを見つめる。

現在首位とは4打差の11位タイ、最終日は早い段階で上位にプレッシャーをかけることができれば、逆転優勝ということも考えられそうだ。