3連続バーディ発進とするも後半にスコアを崩し、予選落ちを喫した上田桃子 ※画像はLPGAチャンピオンシップ

「CNカナディアンオープン」初日は大きく出遅れ、5オーバーの111位タイで2日目を迎えた上田桃子。その滑り出しは、上位浮上への執念を感じさせる素晴らしいものだった。

スタートホールの1番では7メートルを沈めてバーディ発進とすると、続く2番、3番と怒涛の3連続バーディ。一気にリーダーズボードを駆け上がる。だが、この日の見せ場はここまでだった。8番パー3では5メートルを外してボギー。流れが一変してしまう。

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後半に入ると、傾きかけた流れはさらに悪化。12番、13番とティショットを左に曲げて、2打目は出すだけ。ここで連続ボギーを叩くと、16番では1メートルのバーディパットを外し、「流れを自分で悪くしてしまった」と上田。続く17番もティショットを左に曲げてボギーとし、この日3バーディ、4ボギー。通算6オーバーの86位タイに終わり、今シーズン3度目の予選落ちを喫した。

初日に比べてパットの安定感は戻りつつあるが、「良かったけど、完璧じゃないので、しっくりきてない部分がある」と厳しい表情。「待っている間に（パッティングの）素振りをしないと、大丈夫かなって思う。そう思っていると、ラウンド中も疲れてしまう」と、苦しい心情を明かした。次戦は、2週間後の国内メジャー戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に出場予定。オープンウィークとなる来週は「パッティング（の練習を）をします」と、最優先の課題に取り組む。