今季メジャー第2戦を迎える上田桃子。言葉には出さずとも、プロの頂点へ向けて闘志を燃やしているはずだ

6日（木）に開幕する女子プロゴルファーNo.1の称号を競う「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」。この大舞台に、上田桃子が初めて登場する。ラフが長く、ドッグレッグが多いコースに対し、「広いところと狭いところがあって、落としどころが分かりにくいですね」と、初めてラウンドするコースに戸惑いを見せる一方、「基本的にドッグレッグは好きなんです。ピンを狙って集中できるコースです」と、相性の良さも抱いているようだ。

今季2試合目となるメジャーへの意気込みについては、「私は毎週メジャーの気持ちでプレーしていますが、気持ちはいつも以上に強くないといけないと思います。空回りは良くないので、自分のプレーをすることが大切ですね」と、大一番に向けた熱い思いを内に秘めながら語った。

「体調はすこぶる良いですよ」という上田は、「毎日アンダーを出して、（トータルで）12アンダーは出れば」との目標を掲げた。「1番ホールでパーをキープすることが大事。そこからスタートしたいですね。あとは短いパー5でバーディを2つ取れれば」と、戦略プランの詳細を明かした。コーチである江連忠プロの「桃子に合っているコース」という言葉も、初めてのコースに挑む上田にとっては心強い。現地時間の12時36分、ローラ・ディアスとジェーン・パークと共に、10番ティからのスタート予定。上田のプロの頂点を競い合う戦いが、間もなく幕を開ける。