今季2勝目を狙う上田桃子（写真は日本女子オープン時）

日本列島を大型の台風18号が通過した8日（木）、上田桃子は「SANKYOレディースオープン」の会場となる群馬県の赤城カントリー倶楽部で朝からプロアマ戦の準備をおこなった。午前8時の時点で雨が土砂降り状態だったため、競技は9ホールと半分に短縮が決定し、スタートする選手もゲストのアマチュアも天気の様子を見ながらのラウンドとなった。

上田のスタート予定は9時19分だったが、それよりもだいぶ遅れてスタート。時間が経つにつれて雨は小雨になり、11時すぎには止んでいた。台風らしい風は午後になっても吹き続けたが、13時すぎには無事9ホールのラウンドを終えた。

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2006年にツアーデビューを果たした上田は、その年の大会で7位タイに入ると、翌07年には3人でのプレーオフに進出。惜しくもキム・ソヒ（韓国）に敗れたが、この試合が上田のツアー初優勝になるかも知れなかった。

その後08年は米ツアーを主戦場としたため欠場したが、大会との相性は非常によい。先週の「日本女子オープン選手権競技」では、最終日を5位タイで迎えながら10位タイに終わったが、得意のコースで今季2勝目を果たし、シーズン終盤戦に弾みをつけたいところだ。