アプローチのミスに腹を立てる上田桃子だが2アンダー9位タイにつける

国内女子ツアーに2試合連続で出場する上田桃子。先週の「アクサレディス」に続き2週連続優勝を狙いスタートしたが、初日は首位と4打差の2アンダーで9位タイとなっている。

4番で2打目をピン左手前2.5mに寄せてバーディを先行させたが、続く5番は2打目でグリーンをオーバーさせると、返しのアプローチがピンを5mオーバーしボギーを叩いてしまう。「軽井沢は（ボールが）飛ぶのが分かっているのに、イメージとのギャップがすごくあって、マネジメントしにくい日でした」。

＜＜　下に続く　＞＞

距離感での戸惑いがショットの正確性を欠き、終盤まで耐えるゴルフが続いた。しかし上田がキーホールと語る14番で5mのバーディパットを沈め、気持ちが上向きとなる。16番パー5も3打目で1.5mに寄せて、3つ目のバーディを奪った。

「許せないミスもあったけど、そこで落ち着いてやれる自分に、まだ大丈夫と思えたのは良かった。首位との4打差は大きいけど、まだ2日あるので、明日良い位置まで行ってチャージをかけられれば・・・」。終盤にスコアを伸ばし、最終18番もバーディは奪えなかったが、イメージどおりのパッティングができたことが上田に自信を持たせている要因だ。2日目にどこまでスコアを伸ばせるかが、2週連続の鍵を握る。