序盤のつまずきが響き、26位タイで終えた宮里藍 ※画像は3日目（Ross Kinnaird /Getty Images）

「HSBC女子チャンピオンズ」3日目では、後半から突如スコアを崩してしまい11位タイに順位を下げてしまった宮里藍。最終18番もボギーで終えるなど、後味の悪さが残るラウンドとなってしまった。首位とは7打差に離されたが、気分を切り替え、1つでも順位を伸ばして終えたいところだ。

ところが、前日の流れを引きずってしまったのか。スタートホールの1番こそパーとしたものの、2番パー4でボギー、3番パー3ではダブルボギー。さらに4番パー4でもボギーを叩き、序盤で大きくつまずいてしまう。3ストローク落として前半を折り返すと、後半に入ってもリズムに乗り切れず、1バーディ、3ボギー。この日2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「77」と崩れ、通算1オーバーの26位タイに後退して終える結果となった。

「この2週間は調子も良くて勝てるゴルフをしていたと思うけど、まだ課題はありますね」と宮里。来週は試合がないオープンウィーク、その翌週にメキシコで開催される大会は出場を見合わせる予定という。「2週間休むので、休みに自分の中をクリアにしてまた挑みます」。調整に当てられる時間は十分にある。ゴルフの調子自体は良いという宮里、休み明けの「J GOLFフェニックスLPGAインターナショナル」で、再び躍動する姿を見せて欲しい。