初日はイーブンパーと静かなラウンドをした宮里藍（Robert Laberge/Getty Images）

米国女子ツアーの第19戦「P&G NW アーカンソークラシック」に出場している宮里藍。一週間の休養明けで迎えた1番ホールは、風の読み間違いからボギースタートとなった。そしてこの日は、3バーディ、3ボギーのイーブンパー。首位とは5打差の44位タイと少し出遅れてしまった。

しかし、ホールアウトした宮里は落ち込む様子もなく冷静にこの日のラウンドを振り返った。「いくつかパットが決まらず、ショットもチャンスにつくシーンが少なかったけど、イーブンで終われたのはよかった」と話す。

＜＜　下に続く　＞＞

この大会は予選2日間をジュニアのアマチュアゴルファーと一緒にラウンドするが、この日宮里とラウンドしたのは、17歳の少女。「毎週は無理だけど、1年に1、2回ならジュニアにはいい経験になるし、反対する選手もいるかもしれないけど、私は進んでやっていきたい」と、ラウンド中もジュニアの選手と会話を楽しんでいた。

首位とは5打差がついているが「風と天気次第ですけど、基本は自分がどれだけ我慢してスコアを伸ばしていくか。やるべきことは1打に集中すること。シンプルにプレーできればいい」。と焦ることもなく、残り2日間自分のゴルフに徹するつもりだ。