ハワイ州のオアフ島にあるタートルベイリゾートで開催されている、米国女子ツアー開幕戦「SBSオープンatタートルベイ」の2日目。初日サスペンデッドだったため、第1ラウンドの残りからのラウンド。宮里藍にとって、初めてのサスペンデッドのため、ホール途中からスタートするのももちろん初体験だったが、残りの7ホールを2バーディ、1ボギーとまずまずのスタート。第1ラウンドを2アンダー、14位タイとした。宮里をとりまく周囲も今日はいけるといった雰囲気になっていた。

続く第2ラウンドに入ってからは、2番でバーディを奪い、首位争いに顔を出し始めた。3番ではボギーとするも、9番でバーディと巻き返し、後半に望みを繋いだ。

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しかし、後半に入ると「後半に入り、流れが悪かったですね」と本人が語るように、パットが決まらなくなった。後半の9ホールでは、ノーバーディ、4ボギーとスコアを崩し、通算1オーバーは51位タイ。大きく順位を下げてしまった。それでも、予選通過を果たし、明日の最終ラウンドで巻き返しを狙う。

「開幕戦から結果を出すのは難しいので、長い目で見てくださいね」と、ラウンド後にコメントした宮里。18ホール＋αという初めての経験に「今日は疲れました」とこぼしながらも、その後に向かったのは練習場。しっかり課題点の修正に励んでいた。