ホームの利を活かせる今週、少しでも申智愛との差を詰めたいところだ

USLPGAツアー賞金ランキングトップの申智愛を21万ドル差の2位で追う宮里藍が、6日（金）から三重県で開幕する「ミズノクラシック」に出場する。USLPGAツアーも、今週を含めて残り3試合と大詰め。逆転賞金女王へ向け、ホームの利を活かせる今週への期待は高まるばかりだ。

だが、宮里の心構えはこの状況にあっても変わらない。「モチベーションが上がっていることは確かですが、賞金は終わってからついてくるもの。賞金女王を狙っている、というわけではなく、今は目の前の1日を積み重ねていくだけです」と、冷静に現状を見つめる。

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先週と先々週は休養を取り、「100パーセントの集中力を出せた方が良いので、休みは取って良かったです」とリフレッシュ。さらにここ7試合は、優勝1回を含めすべてトップ10フィニッシュと好調をキープしており、「良い流れの時にこの試合に戻ってこられて良かった」と笑顔をのぞかせた。

3日は9ホール、4日はプロアマ戦で18ホールをラウンド。開幕前日の5日は、「実戦に近い練習をしたかったので、なるべく一球で練習しました」と9ホールのラウンドをこなし、最後の調整を行った。「パー5でしっかりと流れを作りたい。砲台グリーンが多いけど、グリーンを外してもしっかりとパーを取れれば良いリズムでいけると思います」。賞金女王争いを含め、宮里から目が離せない週末となりそうだ。