3ストローク伸ばし24位タイまで浮上した宮里藍（Dave Martin/Getty Images）

米国女子ツアー「P&G ビューティ NW アーカンソークラシック」に出場している宮里藍。生まれ変わったグリーンに戸惑い、初日は1オーバー73位タイと出遅れたが、2日目にはスコアを3つ伸ばし、通算2アンダーの24位タイに浮上した。

10番ホールからスタートした宮里は、12番でボギーが先行してしまう。しかし、14番パー5で3打目をバンカーからピン80センチに寄せてバーディを奪うと、15番パー3、18番パー5と2mのバーディパットを決めスコアを伸ばした。

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「（パットは）何度もミックに聞いて、迷ったまま打たないという昨日の反省点を活かせたので、昨日よりよくなったと思う。惑わされることなくしっかりストロークできた」。グリーン上のライン読みで戸惑った宮里は、キャディのミックと相談しながらラウンドすることを心がけた。

最終組ということで午後遅い時間のスタートだった宮里が、最終9番をプレーする時には夕暮れが近づいていた。その状況で2打目をピン横30センチに寄せてバーディフィニッシュ。

「昨日より体の調子がよかったし、午後は風が吹いていたので逆にそれがいい集中力を高めてくれた。（明日の目標は）混戦なので、もう1日頑張ります。トップ10も遠くないと思うし、いいモチベーションになります」。首位とは7打差がついているが、トップ10、もしくはそれ以上を最終日の目標として宮里の戦いは続く。