2018/10/17新製品レポート

スライサーが安定して飛ばしやすい ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー

【ミヤG】 UD+2シリーズのドライバーは、長さが45.75インチ。少し長めなんですが、へッドが大きく見えるのでそれほど長さは感じずに構えられますね。フェースの位置がヘッド後方寄りになっていて、グースが付いているように見えるのが特徴的です。 【ツルさん】 球をつかまえやすそうに見えて、スライサーには安心感があるドライバーになっていますよね。けれど、フェース面は左を向いていないので、構えづらさは感じないですよ。ドライバーでもボールを両足の中央寄りに構える人には、ちょうどいいかも。では、さっそくミヤGから試打をどうぞ! 【ミヤG】 金属的な澄んだ打音が心地いいですね~。かなり軽量なんで速く振れます...
2018/10/03新製品レポート

外ブラ並みの直進性と従来の操作感が融合 ツアーB XD-3 ドライバー

【ミヤG】 新しいブリヂストン ツアーBのドライバーは、カーボンクラウンにアモルファス金属の弦を取り入れた “筋金入り”が注目されているモデルです。確かに、クラウン部分には縦方向の線がいくつも見えますね。 【ツルさん】 インパクト時にたわんだカーボンクラウンが金属弦によって素早くたわみ戻って、効率良くボール初速を上げる新テクノロジーだそうです。オフセンターヒット時のヘッドのねじれを抑える効果もあるそうですよ。さっそく打ってみましょう! 【ミヤG】 第一印象としては、カブトムシみたいな見た目がどうかな、と思っちゃいましたが、構えてみるとそれほど気になりません。むしろ丸型のきれいなヘッドで、フェー...
2018/09/26新製品レポート

頑張らなくてもストレート弾道 タイトリスト TS3 ドライバー

【ミヤG】 前回の試打で僕が好結果を残せた「TS2 ドライバー」に続いて、今回は「TS3 ドライバー」を試打します。投影面積の大きい「TS2 ドライバー」と比べると、「TS3 ドライバー」のほうがすっきりとしたヘッド形状になっていますね。 【ツルさん】 どちらのモデルもヘッド体積460ccですが、「TS3 ドライバー」はヒール側のふくらみが抑えられていてスマートな印象です。見た目以上に大きく違うのは、こちらのモデルには「シュアフィットCG」が搭載されているところ。バー状のウェイトの構造が進化していて、付属する1本のウェイトでストレート、フェード、ドローの弾道調整ができるようになりました。ちなみ...
2018/09/12新製品レポート

弾き感がアップしたやさしいアスリート系 スリクソン Z585 アイアン

【ミヤG】 スリクソンの新しいアイアンシリーズは、ハーフキャビティの「Z785 アイアン」とポケットキャビティの「Z585 アイアン」という2モデルでの展開になりました。マッスルバックのモデルがなくなったんですね。 【ツルさん】 プロのなかにも、マッスルバックを好む選手がほとんどいなくなりましたからねぇ。アスリートブランドのスリクソンで2つのモデルがあれば、十分なんじゃないですかね? 今回試打する「Z585 アイアン」は、中級者が使うことも想定しているやさしいほうのモデル。S20Cの軟鉄鍛造ボディにクロムバナジウム鋼のフェースが採用されていて、7番のロフト角は31度。弾きのいいフェース素材と少...
2018/12/19新製品レポート

反発の良さとシャフトの加速でぶっ飛び!タイトリスト TS2 フェアウェイウッド

【ミヤG】 タイトリストというとアスリート向けのイメージがありますが、「TS2 フェアウェイウッド」のスプーンはヘッドが大きめ。5年以上も前に購入した自分のスプーンと比べると、やさしく打てそうに感じますね。 【ツルさん】 今どきのスプーンは、ドライバーと同じようなシャローバックのヘッド形状が主流です。ヘッドの重心設計を考えると、そのほうが深・低重心になって飛ばしやすいからでしょう。大きいヘッドに感じるのは、ミヤGのフェアウェイウッドが古すぎるからですね。現代ではこれが標準だと思いますよ(笑) 【ミヤG】 打ってみると、めちゃ飛びました! 自分のフェアウェイウッドよりも30ヤード以上も飛んでしま...
2018/12/05新製品レポート

球筋を操作しやすい簡単フォージド フォーティーン TC-560 フォージド アイアン

【ミヤG】 フォーティーンの新作アイアンは、けっこうヘッドが大きめ。バックフェースのキャビティもかなり深いですね。 【ツルさん】 でも、構えてみるとヘッドシェイプは“シュッ”とした感じなんです。ヘッド素材にはS45Cという強度の高いフォージドが使われていて、フェースを薄くすることで反発を向上しているそうです。では、今回もミヤGから試打をどうぞ! 【ミヤG】 構えてみるとライ角がフラットに感じましたが、しっかりとつかまった球が打てました。ヘッドの安定性が高くて、曲がりづらさも感じますね。やさしいアベレージ向けアイアンとアスリート向けのちょうど中間的な性能です。 【ツルさん】 7番のロフト角が29...
2018/11/28新製品レポート

飛びとやさしさをプラスした軟鉄鍛造 本間ゴルフ TW747 Vx アイアン

【ミヤG】 本間ゴルフの「TW747 Vx」は、ヘッド素材がS20Cの軟鉄鍛造アイアン。前回試打したポケキャビの「TW747 P」と全体的なフォルムは似ていますが、トップブレードが薄めでシャープな雰囲気に仕上げられています。カッコイイですね! 【ツルさん】 球を包み込んで打てそうなフトコロ感がありつつ、フェースがカブって見えないところがいいですよね。個人的には、めちゃめちゃ構えやすく感じます。「TW747 P」と比べると、ほんの少しヘッドは小ぶり。けれど、本格的な他のアスリート向けフォージドよりはヘッド長があって面長な印象もあります。では、ミヤGから試打をどうぞ! 【ミヤG】 打感が気持ちいい...
2018/11/14新製品レポート

最新テクノロジーで飛んで曲がらない テーラーメイド M グローレ アイアン

【ミヤG】 「M グローレ アイアン」は、7番アイアンのロフト角が27度。けっこう今どきのストロングロフトなんですね。 【ツルさん】 シャフト長も7番で37.25インチと、少し長めになっています。6番からのセット売りになっているので、それより上の番手はユーティリティというクラブセッティングになるでしょうね。では、さっそくミヤGから試打してみてください! 【ミヤG】 大きめのヘッドサイズでトップブレードも厚め。見るからに飛びそうなアイアンなのですが、やっぱりよく飛びます! 自分のアイアンよりも20ヤード以上も飛ばせましたよ。 【ツルさん】 飛ぶだけじゃなくて、曲がりにくさもスゴイです。構えてみる...
2018/11/21新製品レポート

構えやすくて気持ちよく飛ばせるポケキャビ 本間ゴルフ TW747 P アイアン

【ミヤG】 今回試打するのは、本間ゴルフのやさしいほうのアイアンですね。ヘッドは少し大きめですが、トップブレードがそれほど厚くないのでスッキリした印象のヘッドです。 【ツルさん】 グースが最小限に抑えられていて、フェース面をターゲットに合わせやすいですね。本間ゴルフのアイアンは、こういう大きめヘッドのモデルでもやっぱり“いい顔”をしています。構えたときにライ角が少しフラットに感じるし、フェースが被っているように見せないように作られています。このヘッドシェイプの良さには、やはりクラフトマンシップを感じますね。 【ミヤG】 打ってみると、球がよく上がるし、飛距離もよく出ます!打感もほどよく柔らかい...
2018/10/24新製品レポート

構えやすくなって+2.5番手の飛び ヤマハ インプレス UD+2 アイアン

【ミヤG】 これがウワサの2番手飛ぶというアイアンですね。僕は初めて打つので、どれくらい飛ぶのか非常に楽しみです! ロフトが立っているだけじゃなくて、シャフトも少し長めなんですかね? 【ツルさん】 7番のロフト角が26度、シャフト長は37.75インチ。この設定は前作から変わっていなくて、一般的な5番アイアン相当のロフト角とシャフト長になっています。とはいえ、今はストロングロフトの飛び系アイアン全盛の時代なので、一般的なアイアンのロフト角がどれくらいとは言いづらくなっていますが(笑)。とにかく、ミヤGから打ってみてください。 【ミヤG】 うひょ~、めちゃ飛びですよ。まさにプラス2番手の飛びです。...
2018/11/07新製品レポート

低スピンで飛ばせる男前な小ぶりヘッド 本間ゴルフ TW747 455 ドライバー

【ミヤG】 前回の「TW747 460」に続いて、今回はヘッド体積455ccの「TW747 455」ですね。ヘッド体積が5cc違うだけなのに、こちらのほうが小ぶりでシャープ感があります。男前なオーラが全開です! 【ツルさん】 キレイな洋ナシ形のヘッドですよね。それほどシャローバックにもなっていなくて、今どき珍しいヘッド形状です。装着されているシャフトは「TW747 460」と同じものなので、純粋にヘッド性能の違いがよく分かりそうですよ。では、さっそくミヤGから試打をどうぞ! 【ミヤG】 ん~、打感がイイ! 引き締まった打音で、ボールを押して打っているような感覚があります。あれ?スピン量は「TW...
2018/10/31新製品レポート

飛びのポテンシャルを秘めた“新生HONMA” TW747 460 ドライバー

【ミヤG】 本間ゴルフの新しいドライバーには、ネックに調整機能が搭載されました。新しい技術が採用されているみたいですが、どんな特徴があるんですかね? 【ツルさん】 シャフトを回さずに、シャフト先端内部のアダプターを回すことでロフト角とライ角を調整できるようになっています。精密にスパインを管理する「P-SAT」(Precision Spine Alignment Technology)と名付けられていますが、もともと本間ゴルフでは「パーフェクト スイッチ」という名称でこの方式を採用していました。その進化版が復活採用されたといえますね。これはシャフトのスパイン(背骨部分)を6時の方向に揃えることで...
2019/02/04新製品レポート

叩けば叩くほど高初速の低スピンで飛ばせる キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー

【ミヤG】 前回の「エピック フラッシュ スター ドライバー」に引き続き、今回はロースピンモデルの「エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー」ですね。構えてみると、「スター」よりもヘッド後方側のふくらみが抑えられていて小ぶりに見えます。個人的には、この「サブゼロ」のほうが構えやすいです。 【ツルさん】 「エピック フラッシュ」のシリーズになって、この「サブゼロ」にもソール後方に移動式ウェイトが搭載されるようになりました。これがヘッドの大きな変更点ですよね。もちろん、フェースにはAI(人工知能)が開発した「フラッシュフェース」が採用されています。純正シャフトは、「スター」とは異なるハードヒッタ...
2019/04/29新製品レポート

ハイドローが打てる高コスパのドライバー プロギア RS E

【ミヤG】 前回は「RS RED ドライバー」を試打しましたが、RSシリーズに追加されたもうひとつモデルが「RS E ドライバー」です。モデル名に付いている「E」は、イージーの頭文字らしいですね。ちなみに、従来モデルの「RS ドライバー」はクラウンがブラック塗装。「RS E ドライバー」はガンメタリック塗装になっています。いい色ですよね。 【ツルさん】 メーカーは性能について、「つかまる、上がる、ミスに強い」をアピールしています。商品コンセプトは「RS ドライバー」と似ていますが、「RS E ドライバー」はネックの調整機能が省かれていて接着式になっているのが特徴。そして価格が安い! エントリー...
2019/05/09新製品レポート

シャープな形状になった元祖やさしい系 ピン G410 アイアン

【ミヤG】 Gシリーズの最新アイアンは、ヘッド形状がずいぶんスッキリしましたね。トップブレードも分厚く感じないし、グースもそんなに強くありません。従来からの“いかにもやさしそうなピンのアイアン”というよりは、普通のアイアンっぽくなりました。 【ツルさん】 ヘッド形状にこだわるゴルファーのために、ヘッド形状をブラッシュアップしたそうですよ。でも、構えてみると少しヘッドが面長に見えて、曲がりづらそうな雰囲気はあります。では、さっそく打ってみましょう! 【ミヤG】 おっと、いきなりダフってしまいました…。ヘッドが重く感じます。 【ツルさん】 スイングウェイトが重いわけではないので、おそらくヘッドの重...
2019/05/13新製品レポート

飛びっぷりと打感が魅力のチタンヘッド テーラーメイド M5 フェアウェイウッド

【ミヤG】 「M5 フェアウェイウッド」は、タイガー・ウッズやロリー・マキロイをはじめ、テーラーメイド契約の多くのプロがバッグに入れているモデルですよね。 【ツルさん】 この新モデルでは、ボディ素材がステンレスからチタンに変更されて、チタンとカーボンのコンポジット構造になりました。分かりやすくいうと、同シリーズのドライバーをギュッと小型化したような構造です。構えてみても、「M5 ドライバー」のようにクラウンの形状がフラットに感じられて、ウッドシリーズとしての流れが感じられます。個人的には前作の「M3 フェアウェイウッド」よりもアライメントを取りやすいし、構えやすいですね。 【ミヤG】 ヘッド自...
2019/04/08新製品レポート

直進性が高くてダウンブローに打ち込める テーラーメイド M5 アイアン

【ミヤG】 こちらの「M5 アイアン」は、兄弟モデルの「M6 アイアン」よりもすっきりしたヘッド形状。トップブレードはそれなりに厚めですが、トウ側の高さが抑えられているせいか、構えたときの見た目にはシャープ感があります。 【ツルさん】 前作にあたる「M3 アイアン」では、フェース面のスコアラインの両側に「フェーススロット」という縦型の溝が設けられていましたよね。新しい「M5 アイアン」ではそれがなくなって、新テクロノジーとしてバックフェース側に「スピードブリッジ」が採用されました。そのおかげで、フェース面もクリーンなルックスになっています。オーソドックスな見た目を好むゴルファーには、こちらのほ...
2018/03/28新製品レポート

軟鉄鍛造でシンプルに打ちたい人に フォーティーン FH フォージド V1 ウェッジ

日本シャフトと共同開発した専用シャフトを採用 【ミーやん】 商品名の「FH」とは、Future Heritage(フューチャー ヘリテイジ)の頭文字。「未来と伝統」を表しているそうです。クラシックで伝統的なウェッジらしい外観でありながら、最新のウェッジ性能を搭載しているという意味が込められているようです。 【ツルさん】 驚いたのは、ヘッド素材がS25Cの軟鉄鍛造なんですね。フォーティーンのウェッジには長年にわたってニッケルクロムモリブデン鋼が使われていたので、それがとても意外でした。わざわざ商品名のなかに「フォージド」と入れているのは、ヘッド素材を変えたというアピールなのかも知れません。昔から...
2019/04/15新製品レポート

純正カーボンが好相性な簡単アイアン テーラーメイド M6

【ミヤG】 前回試打した「M5 アイアン」と比べると、「M6 アイアン」はヘッドが大きく見えてグースも強め。やさしそうに感じられますが、いくぶんボッテリした雰囲気も否めませんね。 【ツルさん】 「M6 アイアン」は、とにかく『やさしくまっすぐ』飛ばせるように開発されているモデル。シャープなヘッド形状が好きなミヤGのタイプじゃないと思いますが、やさしく打てそうに見えるのなら、それこそメーカーが意図したところ。「M5 アイアン」と比べて、ブレードは10mmも長くなっています。 【ミヤG】 見た目は苦手だけど、打ってみると好印象なんですよねぇ(笑)。 本当に簡単にまっすぐ飛ばせるし、打感も爽快で悪く...
2019/04/22新製品レポート

長尺でも振り遅れずに高弾道ドロー プロギア RS RED ドライバー

【ミヤG】 “ギリギリ”のフェース反発がウリのプロギアRSシリーズに、新たに2モデルが追加されました。そのひとつが、この「RS RED ドライバー」です。 【ツルさん】 もともとプロギアのREDは、ヘッドスピードが遅めのゴルファーから絶大な支持を得ていたシリーズ。今回の新モデルからRSシリーズの一員になって、統一ブランド化されました。クラブスペックでいうと、46インチで270グラム台という超軽量ドライバー。手にした瞬間から「軽っ!」って感じますね。 【ミヤG】 投影面積の大きなヘッドで、やさしく打てそうに見えるし、丸型のヘッドシェイプもキレイ。フックフェースではなく、スクエアに構えやすいのも好...