2023/06/05フジクラ特集

サッカー元日本代表・城彰二さんの深すぎるゴルフ愛とシャフト愛

ことし30周年を迎えたJリーグ。その草創期からゴールゲッターとして活躍し、日本代表のエースとして1998年フランスW杯に出場。2006年に現役引退し、現在はサッカー解説者として活躍する城彰二さん。「唯一の趣味」と公言するのがゴルフだ。引退後はその魅力にどっぷりハマっている。 ■「ゴルフ嫌い」→初ラウンドで100切り、ベストスコア「69」 プロサッカー選手を引退した城さんが、周囲に言われてコースデビューしたのは31歳のとき。「ゴルフに全く興味がなかったし、ルールも全然知りませんでした。最初にドライバーを打つとか、どの番手を持てばいいかも分からなかった」という。「『とにかくボールに当てればいいんで...
2022/12/26ダンロップ特集

新ドライバーでも松山英樹の信頼を得たツアーレップの次なる願い

オーガスタの歓喜に酔いしれた2021年春、「マスターズ」を制したダンロップ『スリクソン ZX5 ドライバー』は市場でたちまち人気を博した。 しかし松山英樹の戦いの終わりがそこでないように、住友ゴム工業(ダンロップ)の製品開発に燦然(さんぜん)とピリオドが打たれたわけではなかった。むしろ、それも通過点だったと言える。グリーンジャケットに日本人が初めて袖を通したあの日、時を同じくして、すでにニューモデルの開発は始まっていた。 『スリクソン』史上最速モデル 2年半前に外資系クラブメーカーから同社に移ったツアーレップの宮野敏一(敬称略、以下同)は、PGAツアーの契約プロに寄り添い、クラブやボールを提供...
2023/01/18ダンロップ特集

山下美夢有の史上最年少年間女王をサポートした“立役者”

2022年国内女子ツアーでメジャー2勝を含むシーズン5勝を挙げて史上最年少の21歳103日で年間女王に輝いた山下美夢有。序盤の不振から抜け出して勝利を積み重ねた陰には、中学生時代から愛用するメーカーであるダンロップへの厚い信頼、さらにシーズン途中で実戦投入した新ドライバーがあった。 今年は海外挑戦にも前向きで未知の舞台でも心強いサポートと相棒が支えとなる。 3週連続予選落ちで気持ちの浮き沈みもあった ダンロップのプロサポート担当者から「クラブは大丈夫ですか?」と聞かれたのは、「KKT杯バンテリンレディス」から3試合連続で予選落ちを喫した4月が過ぎたころだった。3月の開幕戦こそ4位でスタートした...
2021/11/15日本シャフト特集

こだわり派も納得! 最新アイアンの能力を引き出す「N.S.PRO MODUS3 TOUR 115」の性能とは?

日本シャフトは2022年春、アイアン用のスチールシャフト「N.S.PRO MODUS3 TOUR 115(ツアー115)」を新発売する。「MODUS3(モーダス3)」シリーズ誕生から10年の節目に誕生するゴルファー期待の最新シャフト。この単体での販売に先がけ、21年秋には最新モデルのタイトリスト「T100 アイアン」「T100・S アイアン」やミズノ「ミズノプロ 223 アイアン」などで標準シャフトとして採用されている。ユーザーの評判がまだない中で、クラブメーカーの標準シャフトに採用された理由とは? 未知のシャフト「ツアー115」の性能に迫った。 「ツアー115」の重量がターゲット層にハマる ...
2023/07/25フジクラ特集

ツアー初Vからの全英出場 平田憲聖がこだわる1Wのシャフトとその理由とは

今年の「~全英への道~ミズノオープン」でツアー初優勝を果たし、自身初の海外メジャーとなる「全英オープン」に出場した22歳の平田憲聖。プロに転向してから初の海外遠征は悔しい予選落ちとなったものの、貴重な経験は今後のツアープロ人生に大きな影響を与えることになる。 平田といえば今季も安定したドライバーショットを放ち続けているが、ドライバーのシャフトはフジクラの「VENTUS TR BLUE」に替えたという。長さも45インチから45.75インチに変更するなど、シャフトに対するこだわりは独特だ。 ■昨年までの45インチから45.75インチに メーカーによっても異なるが、国内ツアーではシーズン終盤に入ると...
2022/11/08三井住友カード特集

授かった自信と誇り 中嶋常幸が思いを託す富士山麓の戦い

プロアマ合わせて「日本タイトル」7冠。国内男子ツアーで通算48勝を挙げ、4回の賞金王に輝いた中嶋常幸(68)。近年はジュニアの育成に力を注いでいる現状と、そんな次代を担う若手たちに挑んでほしいと願う、自らを高め続けてくれたトーナメントへの思いとは―― 中嶋常幸のいまとジュニア育成 直近のツアー出場は2021年10月の「日本プロシニア」。中嶋はそれから1年余りツアーから離れ、いまは千葉県成田市にある練習施設で調整を続けている。 全身の急な痛みに襲われたのは22年の4月中旬。「関節リウマチ」と診断され、当初はペットボトルのフタを開けられず、自宅でも杖が必要なほどだった。幸いにも症状の改善に合った...
2022/10/28フジクラ特集

吉田優利がハードスペックのシャフトを手にしてきた理由

若手の台頭が続く国内女子ツアーの一翼を担う存在となっているのが、2019年プロテスト合格の吉田優利だ。22年はシーズン終盤を前に優勝こそあと一歩届いていないが、2勝を挙げた20-21年シーズンを上回る頻度で上位争いを続けており、目に見える形で成長を示している。 安定したプレーを支えるのは、磨いてきた技術やコースマネージメント、コーチら周囲のサポート、そして14本のクラブ。大きな可能性を秘めた22歳のヘッドとシャフト選びには、独自のスタイルと先を見据えたスキルアップへの思いが詰まっていた。 新モデルを積極的にツアー投入 ツアーには、同じクラブを長く使い続ける選手と、最新モデルを積極的に使用する...