2009/07/22上達ヒントの宝箱

クローズスタンスでボールをつかまえる

クローズスタンスでボールをつかまえる 今回は、クローズスタンスでボールをつかまえるドリルをご紹介しましょう。大抵の方はボールをつかまえようとして体を回しすぎて、逆にクラブが遅れてしまう傾向があります。できる限り体の正面でボールを捉えたい。その感覚を養うドリルです。 アドレス まずはボールをセットして通常のアドレスを取ってください。そして右足を引いてクローズスタンスの構えにしてください。 1足分くらいクローズスタンス 目安は、右足のつま先を左足のかかとの後ろくらい。少し広めでも結構です。 テークバック 右肩はトップの位置をキープするイメージでテークバックしてください。 インパクト そして切替しか...
2009/10/28上達ヒントの宝箱

1mのアプローチで距離感をつかむ

1mのアプローチで距離感をつかむ 1mを色々なクラブを使って打ち分ける練習法です。各番手で1mだけキャリーさせて、ショートゲームの距離感をつかむ練習方法です。まずはペットボトルを用意して、1m先のボールが落ちる付近の横に置いてください。 アドレス そしてアドレスを取るのですが、手を吊り気味に構えてください。 ヒールが浮いた状態 手を吊り気味に構えるということは、ソールのヒール側が浮いていることになります。こうするとヘッドが返らなくなるので、ボールの飛びを最小限に抑えることができます。 グリップ グリップの握り方は、パッティングと同じです。逆オーバーラッピングでも結構です。 振り子のように振る ...
2009/10/14上達ヒントの宝箱

練習場でパッティング

練習場でパッティング 今まで聞いたことがないと思いますが、パッティンググリーンではなく、打ちっぱなしの打席で行う、20~30ヤードの距離が長いパットの練習です。 特に長い距離のパットは、なかなか練習できません。しかもこの距離を打ち切るには、正確に芯に当てることが2パットで収めるためには必要です。練習場で強くパッティングして、正しく芯に当てる感覚を身につけてください。 テークバック 振り方に特別な方法はありません。普段どおり、その距離を打つ感覚で振り上げてください。この時、打ち方を気にしてはいけません。 強くパッティング! そしてなるべく強く、30ヤードくらいパットするイメージで振りぬいてくださ...
2010/03/17上達ヒントの宝箱

バンカーショットの基本をマスター

バンカーショットの基本をマスター バンカーが苦手という方、たくさんいると思いますが、打ち方さえ分かっていればラフからのショットよりも簡単なんです! ボールはターゲットよりに バンカーショットの基本は、直接ボールを打たずに、手前の砂ごとボールを運ぶエクスプロージョンショット。ボール手前にヘッドが落ちるよう故意にダフらせる必要があります。そのためボールポジションをターゲット寄り(左足寄り)にセットして自然にダフるようなポジションを予めつくっておきます。 ややオープンスタンスに そしてフォロースルーでクラブを左方向へ抜けやすくするために、スタンスはややオープンに構えます。 トウは1時方向に フェース...
2010/02/24上達ヒントの宝箱

アイアンのハンドファーストインパクト

アイアンのハンドファーストインパクト 今回はアイアンショットにおいて非常に重要なポイント、「ハンドファーストのインパクト」をつくるための練習方法です! ショットの安定に不可欠 ハンドファーストにインパクトすることは、ダフりなどのミスをなくし、方向性や飛距離を安定させるために不可欠な要素です。 これはNG! アマチュアの方に多いのが、インパクトタイミングが早くて、すくい打ちになってしまっているパターン。これではいつミスが出てもおかしくありません。すくい打ちになってしまう原因は… 原因はネコパンチ その原因の多くは右手にあります。ボールをつかまえたい、飛ばしたい、という気持ちから、右手を押し込むよ...
2010/11/22上達ヒントの宝箱

「オヘソに突起打法」でスライス撲滅!

「オヘソに突起打法」でスライス撲滅! インパクトでこんな風に左肘が引けちゃってる人いませんか?見た目もカッコ悪いし、ボールにパワーを伝えきれず、擦ってる感丸出しですよね。これも、多くのスライサーに共通するアクションです。今回は、この悪癖をビシッと完治させましょう。まず、肘が引けるインパクトとは、具体的にどんなインパクトなのでしょう? 体の左サイドでインパクトするのがスライサー 写真をよく見て下さい。肘が引けている状態に加えて、もう一つ言えることは、インパクトのときに、クラブが体の中央を追い越して、体の左サイドで当たっていること。アウトサイドからクラブが降りてきて、フォローでクラブの通り道がなく...
2010/11/15上達ヒントの宝箱

「左腕は上から右腕は下から」でスライス矯正

「左腕は上から右腕は下から」でスライス矯正 スライスに悩んでいる人を数多く見ていると、そこに共通するいろいろな特徴が見えてきます。その一つが、アドレスの状態でいきなり肩が開いてしまっていること。これでは、まさにスライスを打つために、セットアップしているようなものですよ!! 肩が開けばフェースは開いているも同然 何も考えずにグリップすると、当然、左手よりも右手が体より遠くなりますよね。だから、右腕が左腕の上になり、どうしても右肩が前に出て、肩のラインが開いてしまうものなんです。いくらフェースをスクエアに合わせても、そもそも肩が開いていれば、フェースは開いているも同然。開いた肩を元に戻してみれば、...
2010/12/20上達ヒントの宝箱

「左肩ホールド打法」でトップと決別

「左肩ホールド打法」でトップと決別 どうしてトップが出ちゃうのでしょう?答えは簡単。それは単純に、インパクトでクラブがボールに届いてないからです。体が伸び上がったり、過剰なアッパーブローなど、トップにはさまざまな原因がありますが、その原因の一つが、暴れてしまう左肩にあります。 インパクトで左肩が暴れるとは・・・ 左肩の理想は、インパクトでアドレスと同じ位置に戻ってくること。しかし、写真のように、左腕が詰まって左肩が浮き上がってしまったり・・・ 背中の方向に引けてしまったり あるいは、体重移動が逆になるリバース・ピボットのような感じで、左肩が背中の方向に引けてしまうようなインパクトになると・・・...
2010/12/27上達ヒントの宝箱

「ゴムティ打法」でシャンク一掃!

「ゴムティ打法」でシャンク一掃! ミスショットの中でも、シャンクは何ともいえないほど、ガッカリな感触ですよね。コースで突然シャンクが出たら戦意喪失です。でも、大丈夫。今回は、シャンクを一掃する練習法をご紹介しましょう。 どうしてシャンクが出るのか? インパクトでフェースがボールから離れてしまうとトップ。逆に、インパクトで近づいてしまうと、ネックに当たってシャンクとなります。アドレスしたときの位置にフェースが戻らず、前に突っ込んでしまうことが原因です。 細かい原因はいろいろあります・・・ 前に突っ込んでしまう原因はいろいろ考えられます。たとえば、カカト体重でアドレスしてしまい、ダウンスイングで体...
2010/11/01上達ヒントの宝箱

ヘッドを走らせる「インパクト・ストップ打法」

ヘッドを走らせる「インパクト・ストップ打法」 飛ばしたいですか?飛ばしたくないですか?そう訊かれれば飛ばしたくないゴルファーなんていませんよね。でも、そんな願望があるにもかかわらず、本当に心からそれを求めているのか疑わしい人も多い。その一つが、ヘッドの走らせ方。今回は、ヘッドを走らせるコツを掴む方法を、こっそり教えちゃいましょう! ヘッドが走ってない人ばかり 飛距離をアップする単純にして最善の方法は、ヘッドスピードを上げること。自分の肉体的なポテンシャルを最大限に使って、クラブの先端のスピードをめいっぱい加速することです。しかし、アベレージゴルファーを見渡すと、上手くヘッドを走らせていない人ば...
2011/08/08上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第9回 その練習、実になっていますか?

どうして上達しないのか? 短期間でシングルの域に到達した人。月1回~2回程度の限られたラウンド数でも、着実に上達していく人。そして、いつまで経っても、なかなか上手くならない人。その違いは何でしょう? もちろん、運動神経や身体能力の差もあるでしょう。しかし、なかなかレベルアップできない人は、まず明らかにその練習の仕方がマズいと言えます。こんな人いませんか? ムダにたくさん打つ人 人より1球でも多く打つという、ゴルフに対する心意気は買いましょう。1回の練習で数百球も打って、とても練習熱心ですが、それがレベルアップに繋がるかどうかは別の話・・・。 特に、オートティアップを使うと、グリップもセットアッ...
2010/03/24上達ヒントの宝箱

パッティングの基本をマスター

パッティングの基本をマスター アマチュアゴルファーを見てみると、自己流パッティングをしている方が非常に多い!超基本ポイントだけおさえれば、まだまだ入るようになりますよ! 腕の5角形 まず構えからですが、最初のポイントは、腕と肩のラインでつくる5角形。 軽くワキを締める 後ろから見るとこんな感じです。腕が体から浮かないように脇は軽く締めてください。 左目の下にボール 次にボールの位置ですが、左目の真下にセットするのが正解!左目からクラブを垂直に垂らして、その真下にボールが来るようにセットしてみてください。 毎回同じ場所にボールをセット 毎回きちんと同じところにボールをセットできているゴルファーは...
2009/05/13上達ヒントの宝箱

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置 アイアンでシャンクが出る場合の応急処置法です。いい場面で出るシャンクほど憎いものは無いですよね。簡単に直せる方法が1つあります。まずは原因から解説しましょう。 シャンクを恐れるあまり・・・ シャンクが出る人は、シャンクを恐れるあまり、このように遠くに離れて構えるのをよく見かけます。あなたは腕を体から離して、ボールをトウ寄りにセットしていませんか? 遠く離れて構えると・・・ トップでは必然的にフラットな位置に収まることになります。 ボールに当てに行こうとしてシャンク そしてインパクトにかけてはボールに当てに行こうとして体がボール方向に突っ込む動きになり・・...
2010/10/18上達ヒントの宝箱

アプローチのトップやダフりを撲滅!

アプローチのトップやダフりを撲滅! ターゲットが目前にあって期待が膨らむほど、大失敗のダメージは大きいもの。ライも良好で、確実に寄せワンを狙いたいところで、トップしてグリーンオーバーしたり、ダフって大ショートしたり・・・。こうした精神的な落胆の激しいミスは避けたいところです。今回は、アプローチでトップやダフりのミスをなくすポイントについて、考察していきましょう。 インパクトを点で考えるからミスが出る まずは、アプローチのミスを避ける心構え。それはインパクトを点で捉えないこと。ボールのある1点に、インパクトをアジャストしようとし過ぎるから、突っ込んだり、浮き上がったりというミスが生じるのです。イ...
2010/08/30上達ヒントの宝箱

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」 さまざまな状況に合わせて、もっともミスの確率が少なく、寄る確率の高いアプローチを選ぶ。そんな引き出しが多いほど、ショートゲームが楽しくなるし、スコアもまとまってきます。転がせるときは迷わず転がせるよう、「ランニングアプローチ」をマスターしましょう。 迷わず転がすべきシーンとは? たとえば、グリーンエッジ近くで、ピンまでは遠い状況のアプローチ。この状況で、わざわざ高く上げて、ピンの根元に落として止めるショットは必要ありませんよね。振り幅が小さいのでミスが断然少なく、ラインのイメージも出しやすい「ランニングアプローチ」をチョイスするのが得策です。 PW...
2010/01/06上達ヒントの宝箱

左足下がりのバンカーショット

左足下がりのバンカーショット いや~な左足下がりのライ…しかもバンカー。こんなシチュエーションでも上手く打つコツを伝授します! こんな風になりがち ボールが上がらなそう…そう思っても決してこんな風に下からすくい上げようとしてはいけません!ボールの手前を叩いて全然飛ばなかったり、ホームランしてしまったりといったミスを誘発してしまいます。 傾斜なりにアドレス まずこのライを攻略するための一番の肝は傾斜なりに構えるということです。体軸を傾斜に沿って傾けてアドレスしてください。 フェースを開きスタンスはオープン 平坦なライより球が上がりにくいので、フェースは普段よりも開き気味にセットします。その分スタ...
2010/09/27上達ヒントの宝箱

アプローチの距離感は体の回転量で決まる!

体の回転量で掴むアプローチの距離感 「大きい!」と思って、慌てて引いたり、「届かない!」と、慌てて足したり。そんな人をよく見かけます。しかし、スイング中に慌てて足したり引いたりすれば、スイング軌道は乱れ、ミスは必至です。こうした事態を避け、迷わず自信を持って振るためにも、自分の距離感を養っておくことが肝心です。今回は、距離感を高めるための大原則を伝授しましょう。 いつも一定のスピードで振ること 大きなバックスイングをしたにもかかわらず、「強い」と思って、急減速しないこと(上写真)。また、小さなバックスイングなのに「弱い」と思って、慌てて急加速するのもNG(下写真)。スイング軌道を安定させるため...
2010/01/20上達ヒントの宝箱

クロスバンカーからの脱出法

クロスバンカーからの脱出法 今回は、クロスバンカーにつかまってしまった場合の脱出法を伝授します! ボールの位置は右足寄り まず、ボールの位置ですが、普段のバンカーショットよりも右足寄りなるようにアドレスします。 足場を固める 2つ目のポイントとして、バンカー内ではスイング中にバランスを崩しやすくなりますので、しっかりと足場を固めるようにしてください。 短くグリップ しっかりと足場を固めると、少し足が砂に埋まって、自分が通常より低い状態になります。この低くなった分、グリップを半インチほど余らせて、短く握ってください。 当てにいく意識を捨てる そしてスイングでは、ボールに当てたい意識が強いと、こん...
2010/09/20上達ヒントの宝箱

ラインを出してアプローチの方向性アップ!

ラインを出してアプローチの方向性アップ! ショットやアプローチなどで、よく「ラインを出す」という言葉を聞きますが、具体的にはどういうことなのでしょう?分かりやすく言えば、方向性の明確なイメージを持って、それをボールに伝えることです。では、何を意識すれば、方向性のイメージを、よりリアルにボールへと伝えられるのでしょうか? 一番イメージしやすいのは右の手のひら ラインを出す際、体のある部分を意識して、それを出したい方向に合わせていくのですが、それはプロによって人それぞれです。ですが、やはり一番、方向性のイメージを出しやすいのは、右の手のひらです。 ゴミ箱にゴミを放り込む様子を想像してみましょう た...
2010/10/11上達ヒントの宝箱

しっかりスピンをかけるコツ!

しっかりスピンをかけるコツ! ビシッとスピンをかけたかったのにポッコン。キュキュッと止めたかったのに、ダルマ落としみたいな感じの緩~いインパクトになって、止まるどころか、逆に転がってしまうようなことはありませんか?今回は、固いグリーンなど、しっかりスピンをかけたい場面で、思い通りにスピンを利かせるコツをお教えいたしましょう。 ヘッドをしっかり走らせること ダウンブローでボールを捉えれば、自然に逆の回転がかかりますが、強くスピンを利かせる場合には、インパクトでヘッドを強く走らせることが大きなポイント。つまり、スピンをうまくかけられない人は、うまくヘッドを走らせることができていないといえます。で...