2017/03/06優勝セッティング

首ヘルニアの負担を軽減!アン・ソンジュは軟らかシャフトでV奪取

日時:3月2日(木)~5日(日) 開催コース:琉球GC(沖縄) 優勝者:アン・ソンジュ(韓国) アン・ソンジュが2017年シーズン開幕戦を制した。最終組で同組の川岸史果と、首位タイに並んで迎えた最終18番、5mのバーディパットを入れて勝負を決めた。日本ツアーで初優勝した2010年に続く大会2勝目、ツアー通算23勝目を挙げた。 今シーズン目立ったクラブチェンジはなかったが、前回優勝した2016年「スタンレーレディスゴルフトーナメント」から3Wをキャロウェイゴルフ XR 16 フェアウェイウッドから米国発売モデルのキャロウェイゴルフ GBB エピックに変更した。 さらに首ヘルニアを抱えるアンは、「...
2017/10/30優勝セッティング

UT投入&ウェッジ3本で安定感増 永井花奈・初優勝の相棒たち

大会名:樋口久子 三菱電機レディス 日時:2017年10月27日(金)~29日(日) 開催コース:武蔵丘GC(埼玉) 優勝者:永井花奈 最終日が荒天で中止となり、永井花奈が初優勝を挙げた。予選落ちした前週「マスターズGCレディース」2日目から「不安のあった」6Iを抜いて、28度のユーティリティを投入。トップに躍り出た雨中の2日目は「かなり(このUTに)助けられた」と2打目でUTショットを10回放って、15度のパーオンに成功した。 ウェッジは東勝年キャディに「ロングの2オンは難しいから、3本にしよう」とアドバイスされ、昨季から1本増やした。平均飛距離は230.78yd(69位)だが、2日目は4つ...
2017/11/13優勝セッティング

本間ゴルフのボールも初勝利 福田真未の優勝ギア

大会名:伊藤園レディス 日時:2017年11月10日(金)~12日(日) 開催コース:グレートアイランド倶楽部(千葉県) 優勝者:福田真未 崩れそうになるところを踏みとどまって、ツアー初優勝をつかみ取った25歳の福田真未。初日から好調を維持し続けたパッティングが、プレッシャーの懸かるサンデーバックナインでも、その威力を発揮した。 今年からクラブ契約フリーとなった福田だが、ボールは本間ゴルフとの契約を継続した。本間ゴルフのボールにとっては、国内では男女を通じて初めてのツアー制覇となった。福田は同社製を選んだ理由について「パッティング時の音がいいから」と説明した。パッティングは、コツンと音が出るよ...
2017/10/16優勝セッティング

悪天候にひらめき!テレサ・ルーはやさしい3Wで3勝目

日時:2017年10月13日(金)~15日(日) 開催コース:東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県) 優勝者:テレサ・ルー(台湾) テレサ・ルー(台湾)が“悪天候仕様”のクラブで今季3勝目を挙げた。2位で迎えた最終日は朝から雨。キャロウェイの担当者によると、ティオフ前の練習場で「どうせ(パー5で)2オンは難しそう。簡単なクラブにしよう」と、3Wを愛用のキャロウェイゴルフ GBB エピック サブゼロ フェアウェイウッドから、やさしく扱えるキャロウェイゴルフ スティールヘッド XR フェアウェイウッドに変更した。 1打差のトップで迎えた16番(パー5)では、2打目で3Wを振ってグリーン奥...
2017/08/15優勝セッティング

シャフト短めがポイント 比嘉真美子4季ぶりV引き寄せた投入したての1W

日時:2017年8月11日(金)~13日(日) 開催コース:軽井沢72ゴルフ北コース (長野県) 優勝者:比嘉真美子 首位でスタートした比嘉真美子がプレーオフの末にキム・ハヌル(韓国)を破り、2013年6月「リゾートトラストレディス」以来、4季ぶり3度目の優勝を遂げた。 「短いほうがコントロール性も良くなる」と、身長(160cm)とのバランスを考慮し、シャフトはすべて半インチほど短くしているという。 クラブ契約が昨年からフリーということもあり、ドライバーは今週に入りキャロウェイからピン社製のG400に変更した。アイアンもテストのつもりで使用した同社のi200との相性がよかったため、3週前から実...
2017/07/10優勝セッティング

“鬼に金棒” チャン・キムが未発売の最新1Wで2勝目

日時:2017年7月6日(木)~7月9日(日) 開催コース:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道) 優勝者:チャン・キム 1打差を追って最終日をスタートしたチャン・キム(米国)が「66」をマークし、通算18アンダーで逆転優勝を飾った。初優勝した5月末「ミズノオープン」に続く今季2勝目。優勝賞金3000万円を加算し、賞金ランキングは11位から2位にジャンプアップした。 3週間前の「全米オープン」から、発売前の最新1W『ピン G400 LSテック ドライバー』を使用。「ローンチ角(打ち出し角)が高い上にスピン量が低く抑えられ、飛距離の最大化に役立っている」という機能性に惚れ、初めての海外メジャ...
2017/05/23優勝セッティング

輝き取り戻した14本 不振のパターを変えなかった上田桃子のこだわり

日時:2017年5月19日(金)~21日(日) 開催コース:中京GC石野コース 優勝者:上田桃子 3季ぶりに優勝した上田桃子に力強いショットが戻った。今季から投入のキャロウェイゴルフGBB エピック スター ドライバーで、3日間平均253.5ydの飛距離を記録。これは今季同ランク1位の葭葉ルミの259.4ydに迫る勢いだった。 「変革」として結果の出なかった昨季の途中にスイング修正やクラブ変更を行った。中学1年から16年使い続けたオデッセイ トライホット #3を手放すなど強い覚悟があった。 今大会はチャンスにつけ続けたが、「5個はとりこぼした」と2日目までパットに苦戦した。今季から投入している...
2017/05/22優勝セッティング

小柄だけど飛距離もある 今平周吾のギアとスイング

日時:2017年5月18日(木)~5月21日(日) 開催コース:城陽カントリー倶楽部 (京都府) 優勝者:今平周吾 24歳の今平周吾が念願のツアー初優勝を成し遂げた。身長165cmという体は、ツアー選手の中でも小柄な部類。それでも、軸のぶれない安定したスイングから振り切る1Wショットは、飛んで曲がらない。今週の平均飛距離は293.38ydでフィールドでは24位。そこにパーキープ率91.67%(1位)を支えるアプローチとパターが加わり、2位に6打差をつける快勝となった。 「飛ばす意識はない」という1Wショット。今平はグリップをやや余らせて握っている。「振りやすさ重視です。ヘッドが走るような感じが...
2017/07/31優勝セッティング

オレンジシャフトの1Wと新ボール投入 11勝目の宮本勝昌

大会:ダンロップ・スリクソン福島オープン 日時:2017年7月27日(木)~7月30日(日) 開催コース:グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県) 優勝者:宮本勝昌 例年通りのバーディ合戦をベテランが制した。最終日に首位に1打差の3位から出た宮本勝昌が大会コースレコードに並ぶ「63」。9バーディ、ノーボギーの会心のゴルフで通算22アンダーとし、2年半ぶりとなるツアー通算11勝目を飾った。 ドライバーのシャフトはイメージカラーのオレンジにカスタマイズ。ボールは今秋に発売される「ブリヂストン ツアーB X」を実戦投入し、さっそく結果を出した。「ゴルフの調子とスコアはなかなか直結しないときがある」と...
2016/11/22優勝セッティング

史上最少ストロークを打ち出したテレサ・ルーの14本

日時:11月17日(木)~20日(日) 開催コース:エリエールGC松山(愛媛) 優勝者:テレサ・ルー(台湾) テレサ・ルーが4日間で26個のバーディを奪って通算24アンダーとし、国内女子ツアーの72ホールでの史上最小ストロークを記録して今季3勝目を挙げた。コース全長が短く、グリーンが柔らかかったため、ショットがピンそばにつきやすいコンディションも影響して20アンダー超えは4選手に及んだ。持ち前の飛距離とショットの正確性で攻めのゴルフが持ち味のルーは、後続の選手たちも脱帽のバーディ量産で大会を制した。 「ショットの調子がすごくいい」と自信満々に語った2日目に、自己最小ストロークの『62』をマーク...
2016/11/14優勝セッティング

イ・ボミはニューモデルのクラブでツアー20勝目

日時:11月11日(金)~13日(日) 開催コース:グレートアイランド倶楽部(千葉) 優勝者:イ・ボミ 賞金ランクトップを走るイ・ボミ(韓国)が、笠りつ子とのプレーオフを制し、節目のツアー通算20勝目を大会連覇で飾った。優勝賞金1800万円を加算し、今季の獲得賞金を1億7330万4764円に積み上げた。2戦を残してランキング2位の申との差を3684万6751円にひろげて2年連続賞金女王戴冠に大きく前進した。 今年の「ゴルフ5レディス」からフェアウェイウッド2本を新モデルの本間ゴルフ TW737 フェアウェイウッドに変更した。メーカー担当者によれば、イはTW727 フェアウェイウッドよりも、...
2022/11/28優勝セッティング

ウェッジには初デートと入籍日を刻印 圧勝チャン・キムを支えた愛の証しと新パター

◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72) 昨シーズンの賞金王チャン・キムが、ツアー記録を塗り替える通算32アンダーで圧勝した。最終日は「62」の10アンダーをマークする独走。「自分でも何が起こったのかわからない」と苦笑したが、唯一変化を挙げるとしたら開幕直前に変えた新パターだ。 今季長く使っていたピンの「DS 72 C パター」から、気分転換を兼ねてピン「2023アンサー」パターに変更した。「センターシャフトも良かったが、2週前の大会でパッティングに苦戦したから、構えた時の見た目を変えたかった」と火曜にテストして即投入。この日に...
2018/10/01優勝セッティング

契約フリーのアンジェロ・キュー 5社ミックスのクラブで初勝利

大会名:トップ杯東海クラシック 日時:2018年9月27日(木)~30日(日) 開催コース:三好カントリー倶楽部(愛知) 優勝者:アンジェロ・キュー アンジェロ・キュー(フィリピン)が日本ツアー参戦4年目で初勝利を飾った。最終日は最終組のひとつ前で2009年「全米プロ」王者のY.E.ヤン(韓国)と、ツアー通算31勝の片山晋呉と回り、「66」をマーク。1打差を逆転し「2人のレジェンドと回り、良いゴルフができて自信につながる」と混戦の優勝争いを勝ち抜いたことを喜んだ。 アジアンツアーで2010年までに3勝を挙げた39歳は現在、用具使用契約はタイトリスト(ボール契約)と結ぶのみ。以前はブリヂストン、...
2018/09/18優勝セッティング

香妻琴乃も続いた!「Z785」投入プロが再び初優勝

大会名:マンシングウェアレディース東海クラシック 日時:2018年9月14日(金)~16日(日) 開催コース:新南愛知CC美浜コース(愛知) 優勝者:香妻琴乃 3打差10位から出た香妻琴乃が「64」をマークし、通算15アンダーでツアー初優勝を飾った。大会を通しての平均ドライビングディスタンスは全体5位となる254.833ydを記録。パーオン率は同1位の93%と安定したショットが際立った。 住友ゴム(ダンロップ)とクラブ契約し、1W、3W、7Wは22日から発売される新モデルを2週前から使用。「ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー」に関して「構えやすくて音もいい。コントロールもしやすくなっ...
2018/03/12優勝セッティング

ミズノアイアンで1年ぶりV アン・ソンジュの優勝ギア

大会名:ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ 日時:2018年3月9日(木)~11日(日) 開催コース:土佐CC(高知県) 優勝者:アン・ソンジュ(韓国) ヨネックスとの契約満了に伴い、ミズノと新たにアイアンの使用契約を結んだアン・ソンジュ(韓国)は鈴木愛をプレーオフで破って今季初優勝。アイアン以外のクラブは契約フリーとし、試打を繰り返した14本で2017年の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」以来、1年ぶりのタイトルをさらった。 アイアンは開幕戦から「ミズノプロ 518 アイアン」を使用する。首位から出た最終日は15ホールでパーオン。勝負を決めたプレーオフ1ホール目では、フェアウ...
2018/11/20優勝セッティング

勝みなみは新ウェッジ3本構成でプロ初優勝

大会名:大王製紙エリエールレディス 日時:2018年11月15日(木)~18日(日) 開催コース:エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 優勝者:勝みなみ 勝みなみが2位に4打差をつける通算20アンダーでプロ初優勝。アマチュア時代に最年少優勝(15歳293日)した2014年「KKT杯バンテリンレディスオープン」以来となる通算2勝目となった。4日間の平均パーオン率は85%、パット数も27.5と安定感が際立った。 クラブは契約先の住友ゴム工業が中心。今季開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」(3月)から大幅な変更はないものの、9月に発売された「クリーブランド RTX-4 ブラックサテン ウェッジ」(...
2018/10/09優勝セッティング

契約フリーのささきしょうこ 「超感覚派」のこだわり14本

大会名:スタンレーレディスゴルフトーナメント 日時:2018年10月5日~7日 開催コース:東名カントリークラブ(静岡) 優勝者:ささきしょうこ 通算10アンダーのささきしょうこが1打差で新垣比菜と全美貞(韓国)を振り切り、2016年「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来となるツアー通算2勝目を挙げた。昨季序盤からクラブ契約はフリーになり、今大会には異なる4メーカーで14本をそろえた。 1Wは今季途中にクレイジーCRZ-435からプロギア RS ドライバーに変更した。今大会ではフェアウェイキープ率76%と安定し、2シーズンぶりの優勝を支えた。 父・修治さん(58)によれば、クラブに関して「超...
2018/04/23優勝セッティング

真っ赤なパターで高麗芝を攻略 永峰咲希の初優勝ギア

大会名:フジサンケイレディスクラシック 日時:2018年4月20日(金)~22日(日) 開催コース:川奈ホテルGC富士コース (静岡県) 優勝者:永峰咲希 永峰咲希が菊地絵理香とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を決めた。優勝会見で勝因に挙げたのは、3日間の平均が「28」と安定していたパッティングだ。 「普段どれだけ、神経質にゴルフをやっていたのかが分かった。入れたい気持ちが強すぎて、空回りしていたと思う。今週はリズムだけを意識してプレーした結果、入ってくれた。上りの逆目でもヘッドの重さをいかして打てた」 テーラーメイドとクラブ契約を交わす22歳は、今季ここまでピンタイプのパターを使用していたが...
2018/11/04優勝セッティング

米ツアーで戦うために増えた技 畑岡奈紗の優勝クラブ

大会:TOTOジャパンクラシック 日時:2018年11月2日(金)~4日(日) 開催コース:瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県) 優勝者:畑岡奈紗 サンデーバックナインの連続ボギーを断ち切った13番のパーセーブ。畑岡奈紗は、グリーン手前28ydからアプローチを、PWで花道から転がして1mにピタリとつけた。 「28ydをPWっていうのはいままでは想像していなかったけど、グリーンが受けていたので58度や54度のウェッジだと、1ピン手前くらいにキャリーさせないと寄らなかった。転がす方がラインを出せるし、イメージが湧いたクラブで打ちました。そういうのをやっていかないと難しいツアーなので、アメリカに行っ...
2018/04/17優勝セッティング

マスターズ覇者と同じ1W 今季からピン契約・比嘉真美子の14本

大会名:KKT杯バンテリンレディスオープン 日時:2018年4月13日(金)~15日(日) 開催コース:熊本空港CC (熊本県) 優勝者:比嘉真美子 12位から出た比嘉真美子が最終日に「66」で回り、通算6アンダーとして逆転優勝した。この2年間はクラブ契約フリーだったが、今季からピンゴルフと用具契約を結んだ。「去年の秋口からピンのクラブを使っていたから、大きく変わることなくスムーズにシーズンに入れた。クラブは自分のスイングにあっている」と語った。 14本すべてを同社のクラブでそろえ、1Wは男子メジャー「マスターズ」を制したパトリック・リードと同じ『G400 LSテック ドライバー』を使用。今大...