1999/04/12米国男子
ラブも奇跡の攻勢、ノーマンまたも惜敗。最後に抜け出したオラサバルが5年ぶり2回目の復活優勝。
またも、またしてもグレッグ・ノーマンは勝てなかった。11番で10メートル近い長いパットを放り込んで6アンダー。因縁の12番ショートは池にこそ入らなかったものの難しいバンカー越えのアプーチを強いられてボギー。しかし13番、ピンデッドに2オンさせ、フックラインを読み切って劇的なイーグル。一気に7アンダーとして首位に立った。今年こそ、ノーマンの優勝かと誰もが確信した。
3番ホールからズルズルと3連続ホギー。崩れかかったオラサバルは、インに入ってから別人のように立ち直った。10番でバーディ。ここで混戦から抜け出して、ようやく進撃開始。12番はバンカーから絶妙のプレーでパーセーブ。ノーマンが初めてリード...