2015/09/30女子プロレスキュー!

“ラフ、傾斜、バンカー どこからでもFWorUT!” 井上莉花

様々なライからの打ち方を伝授! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ラフや傾斜、フェアウェイバンカーから、長いクラブで打つとミスばかり…。しっかり距離を出せてミスする確率を減らすには、どうすればよいですか?」 フェアウェイウッド(以下FW)やユーティリティ(以下UT)の難しさのひとつが、平らなフェアウェイではなく、難しい状況からのショットがあること。今回は様々なライからの打ち方をお教えします。 【深いラフ.1】 沈みをチェック! まず、どんな状況でも「グリーンを狙うのは難しそう」と感じたら距離が残っていても、FWではなくUTやアイアンなど、短いクラブを選択してください。例えば、ラフの場合はボー...
2015/12/16女子プロレスキュー!

芯を喰うにはこの練習! 井上希

基本を押さえて「ダウンブロー」♪ 【アマチュアゴルファーの悩み】 「プロのようにダウンブローに打ってターフを取りたい! どのような練習をすればよいですか?」 ダウンブローで打つには、ヘッドが最下点に達する手前でボールにヒットすることが欠かせません。難しいと思われるかもしれませんが、基本さえ押さえれば意外と簡単に実現できるものです。 コツは「素振り」のように! 誰でも素振りをすれば、ヘッドの最下点は左ワキの下(右打ちの場合)に来ると思います。ですから実際のスイングでも素振りのように振り抜けば、自然とインパクトは体の真ん中=ボール位置にくるはずなのです。ですが実際は、“大きく強く”振る意識が無意...
2015/07/13女子プロレスキュー!

フェアウェイウッドのボール位置は「左胸の前」!/教えて河野祐輝編

ドライバー感覚で「左足寄り」? アイアン感覚で「中央寄り」?? 多くのアマチュアゴルファーがフェアウェイウッド(以下、FW)を使う際、迷う項目として“ボール位置”があげられる。ドライバーのように『左足寄り』にすべきか、アイアンのように『中央寄り』にすべきか……!? 若手の実力派・河野祐輝プロにズバリお答えいただいた。 平均90台ゴルファーの調査では、62%(13人中8人)が『左足寄り』。理由は「『中央寄り』だとフェースローテーションが不完全の状態で当たってしまうから」(Oさん/36歳)、「ヘッドを滑らせるように打ちたいので」(KLさん/55歳)など。 『左足寄り』…正しくは『左胸の前』! ...
2015/08/12女子プロレスキュー!

“飛んで曲がらないドローボール” 笹原優美

ドローで劇的飛距離アップ! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ドライバーショットが頑固なスライスで悩んでいます。距離の出るドローボールの打ち方を教えてください」 飛距離を出すには、キャリーしてからも勢いよく転がるドローボールが有効です。私も持ち球にしています。しかし、ドローボールは曲がり幅が大きいため、飛距離が出る一方、OBのリスクもつきまといます。私なりに飛距離を出しつつ、曲がらないドローの打ち方をお教えします。 「肩」のラインを開かない! ドローを打つには、クラブをインサイド・アウトの軌道で振ることが欠かせません。まずはアドレスからチェックしていきましょう。ポイントは2点。1点は肩のライ...
2016/03/08女子プロレスキュー!

グリップをつくるのは、アドレスに「入る前」or「入った後」、どっち?/教えて牧野裕編

先に「手」を固めるか、 「足場」を固めるか? 正確なショットを打つ上で、重要な要素となる“グリップ”。今回気になるのが、そのグリップをつくるタイミングだ。ボールの後ろ(飛球線後方)でグリップを固めてからアドレスに入る“『入る前』派”と、アドレスしてヘッドを目標に合わせてから握り直す“『入った後』派”、どちらが正解!? 今回からシリーズゲスト(計6回)として登場していただくのは、TV中継の明快な解説でもお馴染み・牧野裕プロだ。 『入った後』が多数! 平均90台ゴルファー調査では、『入った後』派が74%と多数派の結果に。理由は「自然とそうやっていたから」(KTさん/43歳)、「手の位置よりまずは...
2015/09/09女子プロレスキュー!

方向性を上げる!「直ドラ」のススメ 笹原優美

とにかく方向性アップするには…? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「狭いホールや風の強い状況でのティショットが苦手です。とにかくまっすぐミスしない打ち方を教えてください」 方向性を重視する際に私が気をつけていることは、スイングを変えないことです。プレッシャーがかかるホールでは、如何に普段と同じスイングができるかがカギ。その上でそれぞれのシチュエーションに対応する工夫をしています。 ティはやや低め! ボールはやや内側! まず、絶対に曲げたくないときに行うポイントが、ティの高さ。いつもよりやや低めにティアップし、ボールをやや内側に置いています。イメージは“ドライバーでもダウンブロー”という感覚。...
2015/09/23女子プロレスキュー!

“チョロを出さない! FWとUTミス対策” 井上莉花

原因は「あおり打ち」or「カット軌道」! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「フェアウェイウッド(以下FW)は当たる気がしないし、ユーティリティ(以下UT)は大きなミスが出ます。どちらも苦手意識をなくしたいのですが、どうすればよいですか?」 FWやUTを苦手にしている人の殆どは、「あおり打ち」か「カット軌道」が原因になっていると思います。ボールがつかまらない、上がらない、チョロ、引っかけ……多くの悩みがあると思いますが、この2つを直せば、FWとUTの苦手を克服することができるはずです。 フェースが開く「あおり打ち」 「あおり打ち」とは、ダウンスイングでシャフトが寝てしまい、フェースが開いたまま...
2016/01/06女子プロレスキュー!

“油断大敵! パー3のティショット” 井上希

まずは「ティの高さ」から! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ショートホールのティショットで、引っかけやプッシュアウト、またトップやオーバーすぎてしまうなどのミスが多発……ティショットで注意すべきことを教えてください」 フェアウェイと違い、足場が平らでティアップもできるショートホールのティショット。だからと言って決して簡単ではありません。ショートアイアンでは引っかけのミス、ミドルアイアンやロングアイアンでは正確な距離感を出すことが難しいからです。 ショートアイアンは、ティ「低め」! ロフト角が大きくつかまりやすいショートアイアンは、ティアップを低くするのがポイントです。多くのアマチュアゴルフ...
2015/09/02女子プロレスキュー!

もう恐くない!チョロ、テンプラ、チーピン 笹原優美

ティショット、突然のミスへの対処法 【アマチュアゴルファーの悩み】 「チョロ、テンプラ、チーピン……ティショットで突如同じミスショットが出てしまいます。ミスショット毎の対処法を教えてください」 ひとつのミスをきっかけに、ズルズルとスコアを崩してしまうのは、もったいないですよね。ラウンド中でも改善の余地は十分あります。ミスを受け入れ、的確な対処をすることが大崩れしない秘訣です。 【チョロ】は後を引くミス! ティショットでのミス代表格といえば、「チョロ」が上げられます。一度チョロが出ると、同伴競技者に迷惑をかけてしまってはいけないという気持ちになり、その後のティショットにも大きな影響を与えてし...
2016/04/20女子プロレスキュー!

“とにかく飛距離アップ、これだけは…!” 中井美有

スピードを上げるポイントが大事! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ズバリもっともっと飛ばしたい! プロのようにヘッドを走らせて効率的に飛距離を稼ぐには、どうしたらよいですか?」 飛距離を出すには、とにかく思いきって振ることが大切です。特にフォローサイドでスピードが増すように振ることを意識しています。 “フォロー”でトップスピードなら◎ フォローでトップスピードになるように振る理由としては、絶対にどんなヘッドスピードの速い人でも、ボールに当たればその衝撃でヘッドが減速してしまうからです。同じヘッドスピードでも、スピードが最大になるポイントさえ押さえておけば、飛距離も大きく異なるといえます。 ...
2016/04/13女子プロレスキュー!

絶対テンプラ防止、これだけは…! 中井美有

テンプラの原因を突き止めろ! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ドライバーやフェアウェイウッドのティショットで、テンプラのミスがつきまといます。修正ポイントを教えてください」 打った瞬間にボールが高く上がってしまうテンプラのミスは、クラブヘッドが急激に上から入ることが原因です。対策として、左への突っ込みやティアップの高さを修正することが挙げられます。 【原因/突っ込み】とは…? テンプラしやすい最大の原因は、ボールを打ちに行き、左へ突っ込んでしまうスイングです。こうなるとクラブがアウトサイドから入り、最下点より前にインパクトを迎えやすくなってしまいます。 【“突っ込み”対策】 肩を“水平...
2016/01/20女子プロレスキュー!

“「ライン出し」で狙い打ち!” 井上希

ピンをデッドに狙うには? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ピンを狙える位置にきたのに、なぜかダフリや引っかけでせっかくのチャンスが水の泡。デッドに狙える精度の高いショットを打つにはどうしたらよいですか?」 ピンまでの距離が短く、ショット地点のライも良いとなれば、誰もがピンに近づけたいと思うシチュエーション。そんな時は、より方向性を重視する「ライン出し」のショットを多用しています。 【ライン出し.01】 フォローを「肩の高さ」で止める! アドレスではクラブを短く持ち、スタンスもやや狭め。そしてポイントなるのがフォローです。インパクト以降はずっとフェース面を変えないように、ヘッドが腰の高さにき...
2016/02/24女子プロレスキュー!

“ショートパットは外さない!” 山村彩恵

不安を打ち消す! 4つの心得 【アマチュアゴルファーの悩み】 「1メート以内のショートパットを外すと、その後も『またミスするのではないか?』と不安になって何度も外してしまいます。精度を上げるにはどうすればよいですか?」 ショートパットを外さないためには、プレッシャーに打ち勝つ“メンタル”の強さが必要です。ですが、気持ちを強く持つことは技術の裏付けがあってこそ。今回は、実戦で確実に結果に結びつく心得を4つご紹介します。 【心得.01】 「ヘッドアップ」は厳禁! まずは、ショートパットで最も気をつけなければいけないポイント、代表的なミスである「ヘッドアップ」です。ボールの行方が気になり、インパ...
2016/03/09女子プロレスキュー!

“1日5分! 家でもできるパット練習法” 山村彩恵

「小道具」を使ったちょっと楽しいドリル♪ 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ストロークを安定させるために、プロは普段からどんな練習をしているのですか?」 再現性を高めるには、やはり反復練習が欠かせません。しかし、ただボールを打つだけでは集中力も散漫になり、効率的な練習とは言えません。そこで集中してできる、ちょっと楽しいドリルをご紹介します。1日5分だけでもよいので、家のリビングなどで練習してみてください。 【練習法.01】 「コイン」1枚抜き! おすすめの練習法1つ目は、コインを2枚重ねて置き、上の1枚だけを打つドリルです。この練習をすると、上下の打点のバラつきがなくなり、転がりのよいボー...
2016/03/23女子プロレスキュー!

“ブレないアドレスの作り方” 中井美有

アドレスの狂いでミスしているかも…!? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「調子がよい時はスッとアドレスに入れるのですが、調子が悪いときはアドレスに違和感が残ります。プロがアドレスで大切にしていることは何ですか?」 毎ホール目から入ってくる情報が違うこともあって、プロでもいつの間にかアドレスが狂ってしまうことは少なくありません。またそれがきっかけとなり、スイングを乱すことも。私がアドレスで大切にしていることをお話しします。 【作り方.01】 「3回ジャンプ」でベース作り! まずは前後左右の重心のポジションです。左右に体重移動をするゴルフスイングでは、安定しながらも動けるポジションで構えるのが...
2016/04/06女子プロレスキュー!

“絶対引っかけ防止、これだけは…!” 中井美有

引っかけの原因を突き止めろ! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「フェアウェイが広いシチュエーションなど、『飛ばしたい!』と思うほど引っかけが出ます。左にミスせず飛ばせるコツを教えてください」 ドロー系のボールが持ち球の私も、「このホールは飛ばしたい!」と思うと引っかけのミスが出やすくなります。今回は“引っかけ”を撃退するチェックポイントをお教えしますので、普段の練習から取り入れてみてください。 【原因01/下半身が止まる】とは…? “引っかけ”の主な原因は、下半身の動きが止まってしまう点。飛ばしたいという気持ちが強くなるほど上体に力みが生まれ、上半身だけが回転してしまいます。上半身だけが回...
2016/03/02女子プロレスキュー!

“上り下りのグリーン攻略” 山村彩恵

どんな傾斜でも安定したパッティング♪ 【アマチュアゴルファーの悩み】 「上り、下りと傾斜が分かっていながら、距離感を合わせるのに苦労しています。どんな傾斜でも、安定したパットでカップに近づけるには、どうしたらよいですか?」 パッティングはボールが転がるイメージを大切にしています。上りなら傾斜を駆け上がっていく勢い、下りならゆっくりと転がり落ちる力感、そんなイメージとストロークをリンクさせれば、状況に応じた距離感が得やすくなると思います。 【上り】 インパクトの「緩み」注意! 上りのラインは、カップに届くようにしっかりと打ちたいパットです。一方で、ラインのイメージが強く残っているテークバックで...
2016/01/13女子プロレスキュー!

高さを打ち分け! 林の中からナイスアウト♪ 井上希

木の下を通す & 上を越すショット 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ティショットが曲がると林に入って大叩きが止まりません。木の下を通したり、木を越えるような高さのあるショットを打つには、どうすればよいですか?」 空間のハザードとなる木々が行く手を阻む林の中では、ボールの高さをコントロールすることが求められます。枝の下を通すべきか、上を越えるべきか。今回は高さの打ち分け方についてお話します。 【木の下を通す.1】 「ラン」の出る低い弾道 まずは木の下を通す低めのショットについて。なるべく低いボールを打つわけですが、低く打ちながらもなるべくラフを越えてフェアウェイまで出るように、距離を出せる...
2016/02/10女子プロレスキュー!

もう悩まない! プロ流ライン読み 山村彩恵

逆には絶対読まないプロの読み方って? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ツアープロのパットを見ていると、アマチュアと違ってラインを逆に読むことはないですよね。ラインを読む際、大切にしていることは何ですか?」 ラインを読む上で大切にしていることは、グリーン全体の傾斜を把握することです。そのためには、グリーン周りで一番低い位置を探すようにしています。低い場所から全体を見ることで、ボールとカップの間だけではなく、グリーン全体の大まかな傾斜をつかむことができます。 「グリーン全体の傾斜」を読み取る! オーソドックスな受けグリーンを例にすれば、ピンより右にボールがあればフックライン、左にあればスライス...
2016/01/27女子プロレスキュー!

“バシッとアイアン飛距離アップ!” 井上希

アイアンの飛距離ロスを防ぐには? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ヘッドスピードはそこそこあるのに、7番アイアンで120、130ヤードくらいしか飛びません。飛距離を上げるにはどうすればよいですか?」 飛距離アップで大切なのは、しっかりボールをつかまえパワーをボールに伝えること。思ったより飛ばないという人は、効率よく力を伝えられていません。体力的なものはそのままでも、インパクトの効率を上げるだけで飛距離アップは可能です。 「安定感」のあるスイング作り ボールをつかまえるには、クラブをインサイドから下ろすことが欠かせません。しかし、この軌道を手先で作ってしまうと、毎回同じ軌道で振ることが難し...