2015/12/02女子プロレスキュー!

“実戦で役立つロブ&スピン” 兼岩美奈

上げる!止める! 使えるアプローチ 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ボールを高く上げたり、キュキュッとスピンをかけたり、『ここぞ!』という時に使えるアプローチ術を教えてください」 グリーンまわりのアプローチでは、基本的なショットでは対応できない難しいライに遭遇するもの。“ボールを上げる”“スピンで止める”などのショットを覚えておけば、アプローチの幅が広がり、ピンチもチャンスに変えられます。 【ロブショット】 ゆったりと一定のリズムで バンカー越えやエッヂからピンまでが近い場合でのショットは、ボールを高く上げるアプローチが重宝します。アドレスはバンカーショットと同じように、スタンスとフェースを...
2015/10/07女子プロレスキュー!

楽々2オン! FW&UTの飛距離アップ 井上莉花

セカンドショットをしっかり飛ばすには…!? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「長いミドルホールやロングホールでバーディを取りたいのですが、飛距離が足りません。2オンも狙えるセカンドショットの飛距離アップ法を教えてください」 距離の長いミドルホールやロングホールは、アマチュアの皆さんが大叩きしてしまいがちなシチュエーション。今回は長いクラブでのセカンドショットをしっかり飛ばす技術、フェアウェイウッド(以下FW)とユーティリティ(以下UT)の飛距離アップについてレッスンしていきましょう。 “ミート率”重視! 飛距離を求めるうえで、まず大切なのはミート率を上げること。「ここ一番で飛ばしたい!」という...
2015/07/29女子プロレスキュー!

パットの精度を上げる練習法 山里愛

「朝練」&「コソ練」メニュー 【アマチュアゴルファーの悩み】 「打ちっぱなしにはよく行くのでショット技術は磨けるのですが、パットがなかなか上達しません。練習方法を教えてください」 確かにパッティングは自分の家の庭に専用グリーンでも購入しない限り、みっちり練習するのは難しいですよね。一般ゴルファーができる練習場所は、ラウンド前のパッティンググリーンと家でできるマットを使った練習ではないでしょうか。今回は、それぞれの場所でおすすめする練習メニューをお教えします。 【朝練メニュー1】 まずは超ロングパット ラウンド前、朝のパッティング練習はその日の調子を見極める大切な時間です。私は20分くらいかけて...
2014/02/24女子プロレスキュー!

第2回 ドライバーのフルスイングで100y!

体・腕・クラブの関連性をカラダで覚えよう! 前回の「ドライバーでアプローチ!?」に引き続いて、インパクトゾーンを整えるためのドリルです。今回も、インパクトゾーンが乱れている人にとっては、結構難しいドリルとなりますが、無心で練習することで体・腕・クラブの関係性やスイング中の正しい位置関係をカラダで覚えることができます。冬の間に鈍ってしまった感覚を取り戻すにも最適です。 お題は、ドライバーのフルスイングで100ヤードくらいの距離を真っ直ぐに打つこと。フルスイングで100ヤードですから、当然、ゆ~っくりと振らなければなりませんよね。最初はタイミングが難しいと思いますが、体・腕・クラブの関係性が整って...
2014/03/24女子プロレスキュー!

第6回 右手1本でアプローチ!

アプローチが苦手な人は・・・ 過剰なタメや早急なほどきは、インパクトエリアを乱す大敵です。ことに、アプローチでインパクトエリアが乱れると、ザックリやトップなど、とっても残念なミスにつながってしまいます。また、アプローチでまっすぐに打ち出そうとするあまり、ヘッドをターゲットライン上にまっすぐ引いて、まっすぐに出すようなイメージに陥ってしまう人もいます。 つまり、アプローチが苦手な人は、誤ったインパクトのイメージを見直して、インパクトエリアを整えることが急務なのです。そこで今回は、右手1本でのドリルをオススメしましょう。よく目にするドリルですが、無心で取り組むことで、アプローチはもちろんスイング全...
2014/03/17女子プロレスキュー!

第5回 セパレートグリップでアプローチ!

鈍っていたアプローチ感覚を取り戻そう! 冬の間、あまりクラブを握っていなかった人にとって、感覚が鈍ってしまいがちなのがアプローチです。特に、リリースのタイミングが狂ってしまうと、ザックリやトップといったミスが出て、まともにボールに当たらない状況に。待望の春ゴルフでガッカリしないためにも、是非アプローチを整えておきたいところです。 リリースのタイミングが大きく狂いがちな人は、そもそも、手先で合わせるような打ち方をしているからです。今回のレッスンで、アプローチ本来の体の使い方を覚えて、つまらないミスを一掃してしまいましょう! 右手をセパレートして握るだけ! あれこれ考えず、シンプルなドリルを無心で...
2013/05/31女子プロレスキュー!

「く」の字のトップにご用心!

「もっと楽にラウンドしたい!」 「一度、体系的なレッスンを受けて、スイングの見た目を良くしたかったというのが受講の動機です。それと、もっと楽にラウンドしたいというもありますね。ドライバーがあちこち飛んで定まらないので、なかなか楽には回れないんです。せめて、ドライバーが安定して欲しいのですが、スライスも多く不安定な状態です。それとシャンクの原因も知りたいですね」 トップの右肘の向きは、後方に開かずとても良くなってきていますよ。今回、気になったのは正面から見て、トップで腰が「く」の字に折れてしまうことです。では一体どうして、「く」の字に折れるのは、望ましくないのでしょうか? 【受講者プロフィール】...
2015/06/09女子プロレスキュー!

「パットを“外さない”ストレッチって?」 ストレッチ編vol.5

グリーン周りでできる!簡単ストレッチ 「あのパットが入っていれば○○で回れたのに」「あのパットを外さなければ、ベスト更新できたのに」なんてこと、ゴルファーなら経験しているはず。手軽で簡単にできるストレッチ編・第5回は、外さないパッティングができるストレッチだ。グリーン周りで手軽にできる“集中力アップ術”を菅原賢トレーナーが伝授! 「指先」→「手首」→「肩」→「上半身」の順で! 悪いパッティングとは、緊張して上半身や指先が硬くなることで引き起こるものです。「パットが入らない」と悩む方におすすめなのが、指先から手首、手首から肩、肩から上半身全体と、手先から順に体全体(上半身)のストレッチを行うこ...
2015/07/15女子プロレスキュー!

“2パットで抑えるライン読み” 山里愛

プロとアマチュアの違い 【アマチュアゴルファーの悩み】 「どんな状況からでも2パットで抑えるプロと、3パットしてしまうアマチュアでは、ラインの読み方が違うのでしょうか?」 ある程度の経験や想像力が必要な一方で、時にはその経験が邪魔になることもあるのがライン読みの難しいところ。プロとアマチュアの大きな違いは、ルーティーンを持っているかどうかかもしれません。 「セカンドを打つとき」から始まる! 突然ですが、ライン読みはいつから始まると思いますか? グリーンオンしてから? グリーン上? いやいや、私の答えは、「セカンドを打つとき」からです。どこに乗せればどんなラインになるのか、ある程度把握してショッ...
2015/08/26女子プロレスキュー!

“スタートで差がつく!朝の準備法” 笹原優美

朝イチのティショットを成功させるには…!? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「朝イチのティショットが苦手です。ラウンド前はちゃんと練習しているつもりなのに……どうしたらよいでしょうか?」 以前は私も朝イチでのティショットでよくミスをしていました。ただ、いまはしっかりと準備をすることで克服することができました。今回は朝イチショットを成功させるための準備法をお話します。 練習場では「調子」の見極めだけ! ラウンド前、ドライビングレンジでの練習は、球数や時間が限られていますのでスイング自体を修正するのは困難。ここでは「今日はどんなショットが出るのか?」と、しっかりと見極めることが大切です。ウェッジ...
2015/10/14女子プロレスキュー!

ドロー・フェード自由自在! 球筋の打ち分け方 井上莉花

難しいテクニックは不要! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「コースレイアウトや目の前のハザードの状況によって、ドローとフェードを打ち分けるスイングを身につけたいのですが……」 「球筋を打ち分ける」と聞くと上級者にしかできないテクニックのように感じますが、実は手順さえ間違えなければ簡単にドローやフェードを打ち分けることはできるのです。今回は私が実践しているシンプルな打ち分け方をお教えします。 目の前の「木」を避けるには…? 今回は、写真のように目の前に大きな高い木があり、その奥にグリーンがある状況を想定して球筋を打ち分けてみましょう。ドローを打ちたいとき、フェードを打ちたいとき、どちらにも共通...
2015/11/11女子プロレスキュー!

“バンカーから寄せる!キホンのキ” 兼岩美奈

基本を抑えて苦手克服!! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「バンカーが思うように脱出できません。確実に一発で脱出できるようなアドバイスをお願いします」 バンカーが苦手という人は、バンカーショットに対し苦手イメージが先行してしまっている人が多いです。もう一度バンカーショットの基本をおさらいして、苦手意識を克服しましょう。 とにかく「バウンス」を活かす! バンカーショットの基本となるのは、クラブのソールにあるバウンスを活かして砂を爆発させた勢いでボールを飛ばすこと。そうするには、「フェース」を開くことと「スタンス」の取り方が重要です。 「フェース」&「スタンス」がポイント! まずはアドレスして...
2015/08/19女子プロレスキュー!

“飛ばしの極意は超シンプル!” 笹原優美

誰でも、もう10~20ヤード伸ばせる! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ヘッドスピードは43m/sあるのに、ドライバーの飛距離は200ヤード前後……(涙)。どうすればもっと飛ばせるようになりますか?」 ある程度のヘッドスピードがありながら、それに伴う飛距離が出ないのは多くのアマチュアゴルファーの悩みだと思います。原因は、しっかり力をボールに伝えきれていないこと。難しいようですが、考え方次第ですぐに10~20ヤードの飛距離アップできるはずです。 動かすのは「ヘッド」ではない! ドライバーショットで常に頭に入れていることは、どれだけクラブを振るかではなく、どれだけ体を動かせるか。つい意識をヘッ...
2015/11/25女子プロレスキュー!

“傾斜からでも寄せワン” 兼岩美奈

「決して難しくありません」 【アマチュアゴルファーの悩み】 「傾斜からのアプローチでトップやダフり、シャンクが出てしまいます。ミスせず寄せられる打ち方を教えてください」 傾斜からのショットは、多くのアマチュアさんが苦手としている状況ではないでしょうか。しかし、ポイントを抑えて状況に応じたショットができれば、決して難しくはありません。大切なのはその方法を知っているかどうか。傾斜からでもやさしく寄せられる方法をご紹介します。 【つま先上がり】 体とボールとの距離を一定に! つま先上がりの傾斜は、クラブがアップライトに当たり、ボールにフック回転がかかりやすい状況です。左に曲がりやすいので、ターゲッ...
2015/11/18女子プロレスキュー!

“目玉、雨…バンカートラブル大脱出” 兼岩美奈

兼岩流・バンカー応用編 アマチュアゴルファーの悩み】 「目玉になったときや雨の日のバンカー、距離のあるバンカーショットなど。難しい状況での脱出方法を教えてください」。 バンカーはホールによって砂質が柔らかく目玉になりやすかったり、雨が降れば砂の硬さが変わったり、またグリーンまで距離があったり…。バンカーの基本をマスターしていても、脱出が困難なケースがあります。そんなときに活用できる、それぞれに適した打ち方をお話します。 【目玉】 「打ったら終わり!」のイメージで バンカーでのトラブルといえば、ボールが砂に埋まる「目玉」が上げられます。ウェッジショットで高くボールを上げた時や、打ち下ろしのホール...
2015/11/04女子プロレスキュー!

確実に寄せワン! 転がしアプローチ 兼岩美奈

ラクに寄せたいなら、「転がし」がベスト! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「転がしのアプローチは簡単と言われたのですが、トップやダフリが出てしまいます。どうすれば安定して転がせますか?」 確かにふわっと上げるロブショットより、転がしたほうが楽にピンに近づけることができます。キャリーのみで思い通りの距離を打つとなると、イメージした出球の高さやスピンコントロールが必要となるからです。その点、ランのみの転がすアプローチは、方向性と距離感だけに集中することができます。 SWは× 基本はPW では、転がしで重要なポイントを紹介していきましょう。 まずはクラブ選びです。転がす時の基本は、ピッチングウェッ...
2015/07/22女子プロレスキュー!

“ロングパットの距離感を養うには?” 山里愛

3パットさせない“準備”がある! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「大の苦手は、ロングパットです。10メートル以上長い距離が残ると必ず3パット、もしくは4パットに……。どうしたらよいのでしょうか?」 長年の経験をもとに絶対的な距離感を持つプロに対し、アマチュアゴルファーの皆さんは距離感を養うのに苦労されていると思います。距離感を養うにはやはり“感覚”が必要ですが、同じくらい“準備”も大切。今回はロングパットで私が心掛けている“準備”方法をお話します。 「スタート前」がカギ! ゴルフ場、またその日の天候によって、異なるグリーンのスピード感。プレー当日のグリーンに、どうやってタッチを合わせられる...
2015/07/08女子プロレスキュー!

“3パットさせないストローク” 山里愛

「40パット」越えなら、ストロークを疑おう! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「狙ったところに打てず、1ラウンドのパット数が40打を超えることも…。基本的なストロークの仕方を教えてください」 3パットを何度もしてしまう人は、ストロークが不安定な場合が多いです。せっかく狙いを定めても、そこに打ち出せなくてはカップインの確率は激減します。私がストロークで気をつけているポイントをお教えします。 パットは「小さなショット」と考える! 私は、パッティングはあくまでも「小さなショット」と考えています。ショットの軌道と同じく、手先ではなく大きな筋肉を使うと効果的にストロークを安定させることができるのです。...
2015/07/01女子プロレスキュー!

“握り方ひとつでパット激変!” 山里愛

自分に合う「グリップ選び」 【アマチュアゴルファーの悩み】 「パッティングのグリップの握り方はたくさんあります。それぞれどんなメリット、デメリットがありますか?」 繊細なタッチや方向性が求められるパッティングのグリップは、プロによっても千差万別。ゴルファーが独自に研究した結果の握りになっている場合が多いです。ただ、それぞれの握り方には大まかな傾向があります。特徴を理解し、自分に合ったグリップを見つけてください。 山里愛(やまざと・あい) 1991年6月8日生まれ、沖縄県豊見城市出身。13歳からゴルフを始め、高校卒業後2度目の受験でプロテストに合格。昨年のステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レデ...
2015/10/21女子プロレスキュー!

ティショットで曲げない!ちょっとしたコツ 井上莉花

「確実に行こうとしてミス…」を無くす! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ティショットを安全にいこうとして、フェアウェイウッド(以下FW)やユーティリティ(以下UT)を持ったのにミス……。上手く打つにはどうすればよいですか?」 安全にいこうとドライバーからFWやUTに持ち替えたのにミスをしてしまうと、普段のミスよりダメージが大きく、失敗を引きずってしまいます。今回は、そんな状況で確実にフェアウエーをキープするレッスンです。 【左or右NGの場合】 立ち居地、正解はどっち…? まずは左サイドは谷になっていて、左に曲げるのはNGという状況です。ティグラウンドのどこに立ちますか? NGエリアからで...