2020/12/18中古ギア情報

2020年国内男子ツアー賞金トップ10のドライバーを中古で探す

2020年の国内男子ツアーは、コロナ禍によりわずか5試合の開催(海外試合を除く)にとどまった。今回は、試合数は少ないながらも、年間を通して活躍した賞金ランキング上位10人の使用ドライバーを、中古ショップで探してみた。 「日本オープン」2勝目を飾った賞金ランク1位の稲森佑貴、同4位の星野陸也、初優勝を挙げた同5位の香妻陣一朗は、いずれも住友ゴム工業の最新モデル「スリクソン ZX7 ドライバー」を使用した。10月発売から中古ショップでも人気が続き、入荷すればすぐに売れてしまうそうだ。相場は4万円台前半からとのこと。 トップ10のうち、同じく3人が使用したのがピン製のドライバーだ。逆転で「ゴルフ日本...
2019/12/27中古ギア情報

女子プロ使用シャフトの中古1Wで飛距離アップ

女子プロゴルファーたちが自分より遥かに飛ばしている姿を見て、どんなシャフトを使っているのか気になる人は多いだろう。「同じシャフトを使えば、自分もこのくらい飛ばせるのでは?」と考える人もいるかもしれない。 しかし、ドライバーを新品のシャフトにリシャフトするとなると、当然だがそれなりの金額がかかる。例えば中古でスリーブ付きのシャフトを購入し、手持ちのヘッドと組み合わせるのも金額を抑えるひとつの手段だが、何なら好みのシャフトが装着されている中古ドライバーを買う方法もある。 試しに、渋野日向子や浅井咲希らが使う「藤倉コンポジット スピーダー エボリューション 6」が装着されているドライバーを中古ショッ...
2020/11/13中古ギア情報

品薄モデルも 西村優菜の初勝利クラブを中古で調査

ツアールーキーの西村優菜が、国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」で初優勝を飾った。6打差をひっくり返す逆転劇を演じたカギは、安定感のある1Wと正確なショートアイアンだったと言えるだろう。そのクラブセッティングを中古目線でチェックする。 使用しているのは、すべて契約先であるキャロウェイのクラブ。ドライバーは「マーベリック サブゼロ ドライバー」で、低スピンに抑えられて、飛距離性能に定評があるモデル。身長150センチと小柄ながら、ティショットは230yd付近に安定して飛ばしていた。発売から9カ月経つが、中古ショップで探してみると、かなり品薄。USモデルなら5万円前後から見つけられるが、日本...
2020/12/25中古ギア情報

昨季の米男子ツアー優勝1Wが中古で値下がり傾向? 最多勝は「SIM」

今年9月に閉幕した米国男子ツアーの2019-20年シーズンは、新型コロナウイルスの影響で「全英オープン」を含む11試合が中止。それでも36試合が開催され、多くのチャンピオンが誕生した。今回は、世界最高峰のツアーで勝利を重ねたドライバーを、中古ショップ目線で分析する。 最も勝利数が多かったメーカーのひとつが11勝のテーラーメイド。そのうち「SIM ドライバー」はシーズン最多の8勝をマークし、ダスティン・ジョンソンが3勝、コリン・モリカワとジョン・ラームが2勝ずつを挙げた。すでに2021年モデルの「SIM2」がスクープされているが、まだまだ人気は高い。中古市場では3万円台後半からとなっているが、在...
2020/10/23中古ギア情報

シニアツアーで好調な“達人たち”のクラブ選び

今季の国内ツアーはコロナ禍で試合数が減少しているなか、シニアツアーは7月下旬から5試合が開催され、シーズンは早くも終盤に差し掛かっている。賞金ランキング上位たちは、勝つためにどんなクラブを選んでいるのか? ゴルフ歴の長い“達人たち”が使用するドライバーを、中古目線で調査してみた。 現在(10月23日時点)賞金ランキング1位を走る寺西明が使うのは、2010年発売の「クレイジー CRZ-435 ドライバー」。女子ツアーの飛ばし屋、葭葉ルミも以前まで使用していた地クラブで、飛距離性能が高い名器だ。中古ショップでも人気で、なかなか見つけることはできない。もしも発見できたら、ロフト角は必ずチェックしよう...
2020/01/10中古ギア情報

中古で探す2019年国内女子ツアーの優勝ドライバー

最終戦まで賞金女王争いが持ち越された2019年シーズンは、鈴木愛が2年ぶりにその座を奪還して幕を閉じた。そこで、勝利数の多かったドライバーを中古ショップ目線で見てみよう。 全39試合で9勝したのが、「キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー」。そのうち3勝は契約プロの柏原明日架の2勝、河本結の1勝、ほか6勝が契約外の申ジエ、成田美寿々、穴井詩らの使用によるもの。 このモデルは低スピン弾道の飛距離性能と操作性の高さが魅力で、中古の販売価格は4万円前後からと堅調だ。もし所有していて、買い替えなどを検討中であれば、買い取りに出すチャンスかもしれない。 「ピン G410 PLUS ドラ...
2019/05/31中古ギア情報

左のミスが怖ければ…新モデル発売で狙い目の中古ドライバー

ピンの「G410」シリーズに、スピン量を抑えたハードヒッター向けモデル「LST ドライバー」が追加ラインアップされた。そもそもは「G410 PLUS ドライバー」「G410 SFT ドライバー」とともに3月に発売の予定だったが、「納得するものが完成するまで発売しない」というメーカーの方針により、このモデルだけが後追いとなった。 前作「G400 LST ドライバー」よりもつかまる設計がされているとのことで、実際に試打してみたら、明らかにつかまりが良くなっていた。ヘッド体積が5cc大型化し、慣性モーメントが3パーセントアップしたことで、ミスヒットにも強くなっていると実感した。 新たなモデルが加わっ...
2020/06/19中古ギア情報

売上NO.1に躍り出た渋野愛用ドライバー【2019年の名器を振り返る】

日本のドライバー売り上げでは、住友ゴム工業の「ゼクシオ」シリーズが長年ナンバー1をキープしていたが、2019年にその座を明け渡した。 堂々の1位に躍り出たのは、「ピン G410 PLUS ドライバー」(矢野経済研究所 YPSゴルフデータより)。3月の発売時から好調だったが、8月の「AIG全英女子オープン」で渋野日向子が優勝した効果で、さらに火がついた。中古ショップでは最安値で4万円台から。モデルチェンジがまだ先なこともあり、しばらく高値の傾向は続きそうだ。 「テーラーメイド M6 ドライバー」も人気のクラブで、ミスヒットに強く、飛距離性能の高さが魅力だ。さらに、カスタムシャフトの比率が約36%...
2020/07/31中古ギア情報

飛距離アップで話題のデシャンボー 1Wを中古でチェック

6月に再開した米国男子ツアーで話題の中心にいるのは、肉体改造により大幅な飛距離アップを果たしたブライソン・デシャンボー(米国)だろう。平均飛距離は昨季から20yd以上も伸び、323.8ydでツアー1位(7月29日時点)を記録。再開後は、優勝1回を含む4戦連続トップ10という抜群の成績を残した。 筋骨隆々の姿に大きな関心が寄せられているが、ツアートップの飛距離と好調を支えるドライバーにも注目したい。今季初優勝を飾った7月「ロケットモーゲージ・クラシック」では、契約先であるコブラの最新モデルで、日本では4月に発売された「キング SPEEDZONE ドライバー」を使用していた。 低重心で飛ばせるハー...
2021/01/29中古ギア情報

真冬の硬いグリーンを攻略する“RW”を中古で探す

“密”を避けて楽しめるゴルフは、今冬でも盛況のようだ。ただ、真冬のゴルフだと「スコアがイマイチ…」という人も少なくない。その原因には、グリーンが凍って硬かったり、芝の枯れたグリーン周りでミスをしてしまったりと、季節的な要因もあるようだ。 この時期に“秘密兵器”として大活躍するのがチッパー。初心者が使うイメージの強いクラブだが、うまく使いこなせばスコアメークが楽になる。最近では「ランニングウェッジ(RW)」などと呼ぶメーカーも多い。冬の硬いグリーンは、ボールを上げれば上げるほど跳ねてしまうが、そんな時に、ボールを最低限の高さに上げて、転がして寄せるチッパーが役に立つというわけだ。冬の枯芝でも、広...
2021/01/15中古ギア情報

21年モデル発表で「いま狙うべき前作」ドライバーは?

PGAツアーの2021年開幕戦「セントリートーナメント of チャンピオンズ」が開催され、それと同時に、テーラーメイド、キャロウェイ、コブラの新ドライバーがお披露目となった。1月末の「PGAマーチャンダイズショー」(ゴルフ業界最大の見本市=今年はオンライン開催)で正式発表となるが、新作の性能は気になるところ。一方で、前作のモデルはマークダウン(値下がり)時期に入るので、中古ショップでの価格変動にも目を光らせたい。 テーラーメイドは「SIM2」シリーズへとモデルチェンジするため、新春早々に「SIM ドライバー」、「SIM MAX ドライバー」がマークダウン。中古価格も連動し、グッと下がっている。...
2020/10/02中古ギア情報

新製品続々 中古シャフトの買い時は?

例年通り、秋の訪れとともにシャフトメーカー大手4社の新製品が出そろった。9月から藤倉コンポジット「スピーダー エボリューション 7」、三菱ケミカル「ディアマナ TB」、グラファイトデザイン「ツアーAD HD」の販売が開始。コロナ禍の影響を受けたUSTマミヤも、「ATTAS DAAAS」の発売が10月12日に迫っている。 新品のゴルフクラブは、新作発売ごとに過去モデルのほとんどがマークダウン(値下げ)する傾向にあるが、シャフトはそのままの価格で販売されることが多い。10年近く前のシャフトでも、値下がりせずに価格掲載されていることも少なくない。 しかし、中古のスリーブ付きシャフトは、新製品が発売さ...
2020/07/03中古ギア情報

11代続く個性豊かな「ATTAS」シリーズ【中古で最適シャフト -USTマミヤ編-】

可変スリーブ対応のドライバーが激増したことで、中古ショップでも存在感を増しているスリーブ付きのシャフト。今回は、USTマミヤの人気シリーズ「ATTAS」の歴代シャフトを取り上げる。 2019年に発売された「ATTAS JACK」は、その名の通り同シリーズの11作目。トランプの11を“ジャック”と呼ぶことに由来している。中間部のねじれ剛性が高く、手元と先端のねじれ剛性を意図的に抑えている。ボールの打ち出し角が大きくなるのが特徴。スピン量が不足して飛距離が落ちてしまう人にオススメのシャフトで、2万円台から見つけることができる。 10作目の「The ATTAS」(2018年)は、歴代シリーズの“いい...
2019/11/22中古ギア情報

「こだわりない」最強アマのクラブを中古でチェック

世界アマチュアランキング1位の金谷拓実(東北福祉大3年)が「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上4人目のアマチュア優勝を達成した。「クラブへのこだわりはない」というが、気になるそのセッティングを、中古ショップ的にチェックしてみよう。 まず1Wは「ピン G410 PLUS」のロフト角9度を使用。大ヒットモデルで中古ショップの在庫も徐々に増えてきて、5万円台から探すことができる。3Wは「ピン G410 LST フェアウェイウッド」だが、中古ショップで見つけるのはまだ難しそうだ。 1Wと3Wのシャフトはともに「UST マミヤ The ATTAS」の70g台、硬さSを使っている。硬さはXもテストし...
2021/02/05中古ギア情報

人気モデルを安く買う裏技!? “ヘッドのみ”を中古でチェック

近年発売されたドライバーは、可変スリーブ装着モデルのシェアが大幅に拡大。同じメーカーであれば、旧モデルのシャフトがそのまま使えるケースも増えている。そうなると、「新しいヘッドだけ欲しい」と思うゴルファーもいるだろう。 中古ショップでは、ヘッドだけの買い取り、販売も一般的となってきた。ヘッドのみ購入し、すでに使用しているシャフトを挿すことで、価格も普通より抑えて買うことができる。例えば「ヤマハ RMX 220 ドライバー」のヘッドだと、2万円台前半で見つけられた。シャフト付きで3万円台前半からなので、大体1万円ぐらい安く購入できる。 小まめにサイトを見ていると、最新モデルのヘッドでも発見できるこ...
2021/02/19中古ギア情報

“プレーファスト”にも役立つ距離測定器を中古でゲット

全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)は今月、主催するメジャー3大会で距離測定器の使用を許可すると発表した。使用を認める競技会はすでに存在するが、プロの試合の競技規定では禁止されているケースがほとんどだった。高低差を計測することやプレー線を表示することなど、一部の機能は引き続き禁止とされるが、プレーファストの観点から、使用解禁に踏み切ったようだ。 目標物までの正確な距離を瞬時に計測できる距離測定器は、セルフプレーの機会が多いアマチュアには非常に便利な道具。クラブ選択のスムーズでより正しい判断により、プレーのペースアップだけでなく、スコアアップにつながるメリットが期待できる。 ただ、高価なの...
2021/02/26中古ギア情報

フェアウェイウッドの苦手を中古ショップで解決する

苦手クラブを「フェアウェイウッド」と答えるアマチュアゴルファーは多い。長い距離を稼げる反面、地面から「ボールを上げて飛ばそう」と気負うと、致命的なミスを生みやすい。そんな悩めるゴルファーには、ボールを上げやすく、安定して距離を稼げるやさしいモデルを提案したい。ロフト角が大きい4Wや5Wも狙い目だろう。中古ショップなら、手ごろな価格で豊富なクラブから探すことができる。 2019年発売のプロギア「RS RED フェアウェイウッド」は、ストレートフェースで構えやすく、ボールのつかまりが良い。スピン量は多めで、ボールが気持ちよく上がってくれる。中古では2万円台前半から見つけることができる。 クローブラ...
2021/06/11中古ギア情報

“11本でツアー優勝”を支えたアイアン&ウェッジを中古で探す

スタンドキャディバッグを自ら担ぎ、「ミズノオープン」で国内ツアー初優勝を飾ったジュビック・パグンサン。“重いから”と11本のクラブでプレーした変則セッティングのうち、少ない本数で距離を自在に打ち分けたアイアンと、スコアメイクに貢献したウェッジを中古ショップ視点で調査した。 アイアンはキャロウェイ「APEX PRO アイアン」(2021年)で、5番、7番、9番、PWの4本を使用(抜いたのは3番、4番、6番、8番)。小ぶりなマッスルバックのような見た目だが、実は中空構造。コントロール性と寛容性を高いレベルで両立し、距離の打ち分けもしやすいモデルだ。限定発売ということもあり、中古市場ではかなりレアだ...
2021/10/08中古ギア情報

根強い人気の軟鉄鍛造「ミズノプロ アイアン」の中古相場は?

ミズノから「ミズノプロ」シリーズのニューアイアン3モデルが10月15日に発売される。2モデルのヘッド素材に高強度の鋼材を用いることで飛びをプラスしているが、同シリーズのアイアンといえば軟鉄鍛造をイメージするファンは多いだろう。上級者を中心に今なお人気は高く、カスタム専用のため中古市場に出回る数は少ないが、手に入りそうなモデルも存在するので相場(6本セット)とともに紹介したい。 軟鉄鍛造のマッスルバックモデルである「ミズノプロ 120 アイアン」(2019年)は7万円台、「ミズノプロ 118 アイアン」(2017年)は6万円台で見つけることができたが、流通量が少ないのでレア度が高い。 軟鉄鍛造ボ...
2021/07/02中古ギア情報

ツアーで活躍中の個性的なパターは中古でゲットできる?

ゴルフ中継で好調な選手を見ていると、どんなクラブを手にしているのかも気になるところ。特に最近は、個性的なパターを使っている選手が増えている。今回は、目に留まったパターを中古ショップでチェックしてみた。 「全米女子オープン」で惜しくも2位となった畑岡奈紗が使うのは、2013年に発売のピン「スコッツデールTR パター PIPER C」。シャフト長の調節機能が付いた同社パターの走りで、専用レンチでグリップ下部にあるリングを緩めてグリップ部分をスライドさせる。「スコッツデーツTR」シリーズは中古ではほとんど見つけられないが、発見できれば7000円前後が相場となる。近年は長さ調節機能の改良が進んだ同社モ...