2022/07/20女子プロレスキュー!

“起き上がり”はヘッド軌道と関係あるの!? 宮崎千瑛

「体の起き上がりで悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「よく『体が起き上がっている』と指摘されます。どんな方法を使えば、起き上がらずにスイングできますか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 “起き上がり”には、スイングにおいて2通りのパターンが考えられます。ひとつは、バックスイングから起き上がるタイプ。もうひとつは、インパクトで伸び上がるタイプです。どちらも原因は、上体の回転不足が挙げられます。 1. バックスイング型はベルトを回す バックスイングで起き上がるタイプは、回転不足により前傾を後ろに倒すことで、クラブを振り上げてしまうことが原因です。体重移動は抑え、上体の...
2022/07/27女子プロレスキュー!

“右ペラ”の正体 ペラペラさせない対策法とは 宮崎千瑛

「プッシュスライスが頻出する人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「大事なショットでボールがつかまらず“右ペラ”が頻発します。考えられる要因と対策法を教えてください」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 “右ペラ”とは、右方向に薄っぺらで弱々しく飛んでいく球筋のことをいいます。インパクトでフェースが開くことで、右に打ち出してから曲がるプッシュスライスのこと。そんな大たたきにつながるミスショットを防ぐために、私が行っている対策法をお教えします。 1. 原因はインパクト時の手元の浮き “右ペラ”の原因は、インサイドアウトの軌道が強くなることでクラブが寝ながら入り、インパクトで手元が...
2022/08/03女子プロレスキュー!

スピードゴルフ女王が教えるスコアがまとまる呼吸法 宮崎千瑛

「ショット時に呼吸が乱れやすい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「暑さで心拍数が上がったり、急いでボールの位置まで走ったりすると、いざ打つときに息が上がってしまい、ミスを引き起こすことが多いです。何か対策法はありますか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 呼吸を乱してしまうとスイングリズムが狂い、いつもの振り方ができなくなってしまうものです。重要なのは、毎回同じ息の吐き方=“呼吸のルーティン”を決めておくこと。打って走って、スコアと速さを競うスピードゴルフでも生かせた呼吸法をお教えします。 1. アドレスとインパクトで息を吐く アドレスとインパクトで1回ずつ(計2回)息...
2022/08/10女子プロレスキュー!

真夏のフェアウェイバンカー活用術 宮崎千瑛

「夏ゴルフでスコアを崩してしまう人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「深いラフに悩まされる真夏のゴルフが苦手です。この時季にスコアを崩さない良い対策法はありますか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 深いラフに入ってしまうと、パーオンできる距離からでも脱出することしかできなかったり、ボールが見つからずロストになったりと、思わぬトラブルになり得ます。夏ゴルフならではの対策法として、私がおすすめしたいのは、フェアウェイバンカーをうまく活用するコースマネジメントです。 1. フェアウェイバンカーに入れてもOKと考える ティショット時の攻め方として、フェアウェイバンカーがあるホー...
2022/08/17女子プロレスキュー!

落としどころを固定する! シンプル思考のアプローチ術 宮崎千瑛

「グリーン周りで失敗ばかりする人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「何でもない花道からのアプローチで、ミスを連発します。グリーン周りから確実に寄せるには、どうすれば良いですか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 エッジまで5m以内、しかも傾斜は緩やかで絶好のライ。そんな状況からなのに、ミスが出てしまうということは、複雑に考え過ぎている可能性が高いです。振り幅や力加減、体重のかけ方、入射角などいろいろ考え過ぎてしまい、ミスを起こしていると考えられます。確実に寄せたいアプローチこそ、シンプルに考えることが重要です。 1. 落としどころを“エッジから1m”と決める カップまでの...
2022/08/24女子プロレスキュー!

1mパットの強さはテンポで打ち分ける 宮崎千瑛

「ショートパットが苦手な人」をレスキュー♪ 1mパットの強さはテンポで打ち分ける 宮崎千瑛がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「1mのショートパットが苦手で3パットを連発してしまいます…。どんな練習をして本番に臨めば良いのでしょうか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 わずか1mでのショートパットでも、ロングパットと同じように、タッチ(強さ)のイメージを重視しています。ラインによってどんなボールの勢いで入るのか――。同じ距離でも状況に応じて強さを打ち分けることができれば、カップインの確率が上がると思います。 1. 3つのタッチをイメージする 1mを打つ際のバリエーションは3パ...
2022/09/14女子プロレスキュー!

「チャー・シュー・メン!」がスイングリズムの王道である理由 齊藤妙

「リズムを崩してミスが多い人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「ミスショット時には、スイングリズムが速まっていると気づいてはいるものの、本番になるとなかなか一定に保つことができません…。どんな状況でも変わらず、スイングリズムを保つには、どうすれば良いですか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 ホールごとにレイアウトが変わると、頭の中ではわかっていても、スイングの悪いクセは出てしまうものです。そこで私は、ドライバーからパッティングまで、常に同じリズムになるように意識しています。ただ、曖昧なイメージのままだと、毎ショットを同じようにすることは困難。指標となるリズムを決め、それに合...
2022/08/31女子プロレスキュー!

切り返しでグリップエンドはどこを向いている? 齊藤妙

グリップエンドはどこを向いている? 齋藤妙がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「切り返しをもっとスムーズにしたいです。プロや上級者が話す『トップで親指にクラブを乗せる』とは、具体的に…
2022/09/07女子プロレスキュー!

でんでん太鼓のイメージで飛距離アップ! 齊藤妙

「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「どんなに良いプレーをしても、飛距離が足りず、パーセーブが精いっぱい…。ティショットを最低でも230yd先のフェアウェイに置きたいのですが、どんな練習をすれば良いでしょうか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 私もまだまだ飛距離アップを目指している段階ですが、飛距離を伸ばすにはヘッドスピードを上げる=速く振ることが不可欠だと感じています。ただ、速く振るといっても、ミスを起こしては意味がありません。ポイントを押さえ、効率的に飛距離を伸ばすための練習ドリル&イメージをお教えします。 1. 軽いもので素振りを行う ドライバー...
2022/10/12女子プロレスキュー!

アプローチをクラブ1本で打ち分けるには 齊藤妙

「アプローチでミスばかりの人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「アプローチショットでクラブを替えて打ち分けていますが、いろいろ考え過ぎてしまってミスばかり…。もう少しシンプルに攻めたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 アプローチでは、キャリーで狙うのか転がして攻めるのか、ピンまでの状況を把握しながら弾道をイメージすることが最も重要と考えています。クラブを替えて打ち分けるプレーヤーも多いですが、私はイメージを重視し、1本のクラブで出球の高さと強さを変える打ち分け方を実践しています。 1. 上げたい場合はボールから離れる フワッとボールを上...
2022/10/19女子プロレスキュー!

パターネックの違いで引っかけが防げる!? 齊藤妙

「パッティングの引っかけに悩む人」をレスキュー♪ パターネックの違いで引っかけが防げる!? 齊藤妙がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「パッティングで引っかけのミスが出てしまい、3パットばかり…。改善策はありますか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 私も以前は、引っかけのミスで悩んでいました。打ち出しから左方向に出てしまうため、フックラインはすぐにラインから外れ、ショートパットにも自信が持てませんでした。そこでパターを以前のヒールシャフトモデルからセンターシャフトに替えたところ、引っかけのミスが出なくなり、復調のきっかけとなりました。 1. 原因はフェースの開閉が大きいこと ...
2022/10/26女子プロレスキュー!

アプローチの基本 3つの“引き出し”をつくる 松原果音

美スイングでファンを魅了する人気者が登場! 今回からレッスンを展開するのは、テレビ番組でも人気急上昇中の松原果音(まつばら・かのん)。長身を生かした美スイングの持ち主のアドバイスは、即効性のあるものばかり。あしたのラウンド前にチェックしておこう! 「アプローチの精度を上げたい人」をレスキュー♪ アプローチの基本 3つの“引き出し”をつくる 松原果音 【アマチュアゴルファーSさんの悩み】 「グリーン周りのアプローチで、上げたり転がしたりとボールを打ち分けたいのですが、思い通りになりません…。注意や準備すべきことはなんですか?」 【松原果音のレスキュー回答】 アプローチで第一に考えていることは、...
2015/09/09女子プロレスキュー!

方向性を上げる!「直ドラ」のススメ 笹原優美

。ただし、想像以上に飛距離は落ちるため、次のセカンドショットでの番手選びでは1~2つ番手を上げてコース攻略することを頭に入れておいてください。 (笹原優美プロ編・終了) 笹原優美(ささはら・ゆみ
2022/11/02女子プロレスキュー!

ストロングとウィーク グリップの違いはここ 松原果音

「グリップが不安定な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「一度極端なストロンググリップを試し、そのあと不調で元に戻したところ、思うように決まらなくなってしまいました…。今さらながらグリップの握り方の違いを教えてください」 【松原果音のレスキュー回答】 クラブと体との唯一の接点であり、ショットの生命線とも呼べるグリップ。スイングと同様に重要なポイントとして、決しておろそかにできない項目です。今回は、指の握り方と力感についてご説明します。 1. 左手の親指が“右”ならストロンググリップ 過度なアームローテーションが抑えられるストロング(フック)グリップは、フェース面の開閉を...
2020/09/16女子プロレスキュー!

ヘッドアップは頭の意識だけでは直らない! 吉川桃

「なかなか入らないショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「1m前後のショートパットが苦手です。狙いはカップを外していないつもりなのに、ボールが左右に外れてしまうのはなぜですか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 ショートパットに苦労する主な原因は、ヘッドアップだと考えています。ただ、単に「頭を動かさない」という意識だけでは、上体が固まりやすく、スムーズにストロークができません。そこで今回は、より実戦的なヘッドアップ対策をお教えします。 1. 頭ではなく目線を意識する ヘッドアップを防ぐには、「頭」ではなく「目線」を意識します。インパクト直後は目線を保つこと。打つ前...
2017/05/28女子プロレスキュー!

「ドライバーばかり練習してちゃダメ」は本当? 大山亜由美

“最適な練習法”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「ドライバーばかりを練習しているとなかなか上達できない、と聞いたことがあります。本当のところはどうなのでしょうか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 結論から言いますと、私はドライバーの練習を多く取り入れてもダメではないと思っています。理由は、長いクラブが打てなければ、短いクラブもコントロールできないと思っているからです。大事なのは練習量ではなく、練習の仕方ではないでしょうか。 基本は“短い番手”から!! 私はドライバーを多めには打ちますが、その前に短い番手からスタートして、徐々に長いクラブに移行するようにしています。ドラ...
2020/07/29女子プロレスキュー!

ホースを使えば飛距離は伸びる! 吉川桃

黄金世代から注目の実力派が登場! 今回からアベレージゴルファーの悩みに答えてくれるのは、1998年生まれで黄金世代の一人である吉川桃プロだ。レギュラーツアー初優勝を目指す吉川プロは、安定感のある
2017/03/26女子プロレスキュー!

3パットを撲滅するカンタン朝チェック♪ 木戸愛

“パッティングのスタート前調整”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの質問】 「ストロークが安定せず、3パットがすごく多いです。普段から練習することもできず、ラウンド当日朝のパッティンググリーンが唯一の練習の場です。スタート前の効果的な練習法を教えてください」 【木戸愛のレスキュー回答】 私もパットには悩まされてきたタイプで、どうにかしたいと練習を重ねてきました。今回は、Yさんのようにラウンド前が少ない練習の場という人でも即効性がある、簡単チェック法をお教えします♪ “左目”の真下にボールを置いてる? まずはアドレスのチェック法です。「パットに型なし」とういうくらいですから、基...
2018/07/08女子プロレスキュー!

ヘッドスピードを上げるには? 金澤志奈

ながら振る。 取材協力/石岡ゴルフ倶楽部 解説/金澤志奈(かなざわ・しな) 1995年生まれ、茨城県出身。2016年に日本女子学生ゴルフ選手権を制し、17年にプロテスト合格。同年9月にはステップアップツアーで初優勝。今季は1stリラキング18位の資格で、後半戦レギュラーツアー初優勝を目指す。