2014/05/02中古ギア情報

猛烈な追い上げをみせた比嘉真美子のギアに注目!

国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」の最終日、24位から出た比嘉真美子、9バーディ、2ボギー、1トリプルボギーの「68」で2位タイに滑り込んだ。9バーディのうち7つは、連続バーディで、2011年に諸見里しのぶが記録した8連続に次ぐ2位タイの記録だった。 では、改めて内容を振り返ってみよう。まず3番(パー4)で2打目を1.5メートルにつけてバーディ。4番(パー5)は3打目を1メートルに寄せて2つ目。5番(パー5)は2オンして5メートルのイーグルパットが惜しくも入らず楽々バーディ。6番(パー4)、7番(パー4)は6メートル、8番(パー4)は5メートル、9番(パー3)は2メートルと、アマ...
2017/08/18中古ギア情報

人気が急騰する優勝ギア 、中古ならいつが「買い」?

「WGCブリヂストン招待」でバーディパットを決めまくり、PGAツアー通算5勝目を挙げた松山英樹。その手に握られていたパターは「テーラーメイド TP コレクション ミューレン プロトタイプ」だった。4日間の平均パット数は、全体で1位の1.648パットと、数値からも「入るパター」であることを実証した。 松山の優勝で、市販品である「テーラーメイド TP コレクション ミューレン」は、ゴルフショップや中古ショップからあっという間に姿を消した。しかし、この現象は決して珍しいことではない。今年のマスターズでセルヒオ・ガルシアが使用したパター「テーラーメイド スパイダー ツアー レッド」も、優勝後に瞬く間に...
2021/05/28中古ギア情報

中古の人気モデルも 大里桃子の使用ギアをコスパ良くそろえる

5月に入って以降、22歳の大里桃子が絶好調だ。2週前の「ほけんの窓口レディース」優勝を含め、直近4試合をすべて2位以上でフィニッシュ。そんなブレイク間近の大里が使用する、主なクラブを中古目線で調査した。 昨季より飛距離を伸ばしているドライバーは、契約先のブリヂストン「ツアーB X ドライバー」(2020年)を使用。飛距離性能と操作性を両立したモデルで、一時期は価格ダウンの傾向にあったものの人気が再燃している。中古だと4万円台前半から見つけることができる。 アイアンはブリヂストン「ツアーB 201CB アイアン」(2020年)で、こちらは端正な顔の軟鉄鍛造アイアン。男子ツアーでも人気があり、中古...
2020/12/04中古ギア情報

学生プロ同士の名勝負を支えたギアを中古で探す

国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」は学生プロ同士のプレーオフとなり、金谷拓実が石坂友宏を破りツアー2勝目を達成した。今回は、名勝負を演じた大学生ルーキー2人の使用クラブを中古目線で調査する。 オールラウンドプレーヤーの金谷は、フェアウェイキープ率でツアー7位(70.24%)を記録し、ドライバーの飛距離も年を追うごとに伸びている。使用ドライバーは「ピン G410 PLUS ドライバー」で、最新モデルの「G425 シリーズ」に変更していない。ロースピンの「G410 LST ドライバー」ではなく、安定性の高い「G410 PLUS」を使用している点も興味深い。中古では依然、人気が高いクラブだが、...
2023/03/17中古ギア情報

申ジエが選ぶならさぞや…彼女のギアを中古で探してミタ

国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を制した申ジエ(韓国)。今大会では毎日セッティングを変えて試合に臨んでいた。クラブ契約フリーで戦うベテランの14本を分析してみよう。 ドライバーはキャロウェイ「パラダイム トリプルダイヤモンド」(2023年)の9度を使用。2月に発売されたばかりのため、中古で見つけるのはまだ難しそうだ。低重心・低スピンだと評判のパラダイムシリーズ1Wの中でも特に低浅重心で、低スピンとコントロール性能を極めたプロ仕様のモデルだ。ドライバーのシャフトは、藤倉コンポジットの「スピーダー 569 エボリューション 4」を長く愛用している。安定感を重視した叩きにいける中...
2024/05/03ギアを愉しむ。

マッスルバックがやさしい!? 一周回って考えるクラブの難易度/ギアを愉しむ。

「プロが難しいクラブを使っている」という都市伝説 マッスルバックアイアンをキャディバッグに入れていると、同伴者に「難しいクラブを使っていますね」と言われることが多い。硬さ(フレックス)Xのシャフトを使っていても、同じく「難しいスペックですね」となる。小ぶりなサイズのドライバーでも同様。そこにL字パターが加われば、もはやパーフェクト。究極の“難しいセット”が完成する。 以前までは「実は難しくないんですよ」と弁明していたが、理解されることがほぼ皆無なため、今はその使用理由について言及することをやめている。「ですよね、難しく見えますよね」と返すほうが、余程スマートで賢明な対応と心得ている。 クラブは...
2024/07/19中古ギア情報

もう存在が“映える” ギアマニア厳選「バックフェースの美しいクラブたち」

新しいクラブを購入し、キャディバッグに収める“儀式”。14本のたたずまいを写真に収めてニヤニヤした経験があるゴルファーは少なくないだろう。ヘッドのバックフェースやソールの見た目が美しければ、テンションも上がる。今回は中古ショップから筆者厳選のカッコいいクラブを紹介する。 美しいクラブが減った理由を考える 「昔のゴルフクラブは美しかった」と感じることはないだろうか? 感性は人それぞれとはいえ、近頃のクラブは「オモチャっぽい」だとか、「出来の悪いロボットみたい」なんていう声も聞く。確かに、最近は重心調整機能や反発を高める溝、可変スリーブといったテクノロジーがいくつも搭載され、見た目が以前に比べて複...
2023/12/05ギアを愉しむ。

ハイバウンス? それともローバウンス? 一周回って考えるウェッジ選び/ギアを愉しむ。

バンカーの基本は何ショット!? ウェッジはハイバウンスがいいのか、ローバウンスなのか――。普遍的にゴルフメディアで取り上げられるテーマである。今日はこの疑問を解消するためのひとつの“考え方”を紹介したい。 ポイントは、ウェッジの本来の目的について考えること。現代ではピッチング、ギャップ(アプローチ)、サンド、ロブとバリエーション豊富な“ウェッジ類”が存在するが、起源は名手ジーン・サラゼンがバンカーの脱出用にスペシャルクラブ(ユーティリティ)として考案したサンドアイアン(1932年)が始まりとされている。 ソールに大きなアール(地面方向に対する出っ張り)を付け、エクスプロージョンショットを行いや...
2024/01/09ギアを愉しむ。

引き算? それとも足し算? 一周回ったアイアンの距離感の作り方/ギアを愉しむ。

方向性が整う“プラス”な飛距離の作り方とは 前回、ストロングロフト設定のアイアンの生かし方について書いたが、今回はもう一歩踏み込んで、アイアンの距離感の作り方について述べていきたい。 一般的なロフト角のモデルより1~2番手ほど距離が出るストロングロフトアイアンでは、いつも通りの距離を打つことで、左右のブレ幅が減ると話した。だが、実際に飛距離を意図して落とすことは、思っている以上に難しい。 皆さんは、ターゲットより飛距離が出るクラブを使う際、どのように距離を落として打つだろうか。「フルショットでこのくらい」→だから「10yd落とすにはこれくらい」という風に、スイングスピードを落とし、ボールに強く...
2024/04/12中古ギア情報

中古で始める「ボーケイウェッジ」 お買い得はSMいくつ? ギアマニアが指南

PGAツアーをはじめ世界中のプロゴルファーが愛用するタイトリストのボーケイウェッジ。新品単品ウェッジの売り上げは全体の過半数を占めるほどの人気ぶりだ。一般アマチュアのあいだでは「ボーケイを使ってみたいけれど、どうにも種類が多くてどれを選ぶべきかわからない」と言う人も少なくない。中古で購入する際のポイントをまとめてみた。 ボーケイ人気の発端はタイガー・ウッズ 1999年に発売されたボーケイウェッジ人気の火付け役は、タイガー・ウッズだろう。当時タイトリストの契約プロだったウッズは2000年の「全米オープン」から前人未踏のメジャー4連勝。その手にあった「ボーケイウェッジデザインウェッジ」は「200」...
2024/02/02中古ギア情報

「中古ウェッジ」購入で失敗をしないコツとは? ヒントはシャフト選び

最近はキャディバッグに単品ウェッジを3本以上、入れるゴルファーが増えてきた。実は中古のウェッジ購入は新品を選ぶよりも制約が多く、注意が必要だ。今回は失敗しないために気をつけて欲しいポイントを説明しよう。 肝心なのはシャフト選びと“統一感” 単品ウェッジを組み合わせて使う場合、妥協しないで欲しいのがシャフト選び。まずはアイアンセットに装着されているシャフトを調べてほしい。同じシャフトを選ぶと、挙動が変わらないためショットの成功確率が高くなる。もちろん硬さもしっかりチェック。ウェッジはシャフト自体が短い分、硬く感じやすいので、1フレックス軟らかいシャフトを入れるプロもいるが、まずは同じものを試し...
2023/12/22中古ギア情報

「バンカーが苦手なあなた」へ贈る コスパのいい“中古お助けウェッジ”探訪

ベストスコア更新を目前にして、バンカーから何発も打って撃沈…。毎回、ガッカリしてゴルフ場を後にする。徹底的に避ければ、避けるほど吸い込まれてしまうのがバンカー。そんなゴルファーの助けになるウェッジの選び方、オススメモデルを紹介しよう。 あなたのウェッジ、本当に正解ですか? ボールに直接コンタクトせず、手前の砂にヘッドを入れるのがバンカーショットのキホン。まずは練習で、バンカー内に線を引いて、そこに安定してヘッドを落とせるかやってみてほしい。実は狙ったところにヘッドを入れられない場合、ウェッジ自体に問題があることが少なくない。 アプローチショットは、「ボールにしっかりコンタクトできるかどうか...
2024/06/28中古ギア情報

「中尺パター入門」は中古から 長さ、ロフト、重さ…選び方の基準とは

「全米オープン」で優勝したブライソン・デシャンボーは、一般的なパターよりも少し長い中尺パターの使い手。昨年復活勝利を飾ったリッキー・ファウラーが使用したオデッセイの中尺も限定発売され、“瞬殺”で売り切れ。オークションサイトでは定価以上の値で取引されており現在も人気がある。そんな話題の中尺パターのメリットと中古価格を調査した。 そもそも「中尺パター」のメリットは シニアプロの間では、振り子のようにストロークしやすい長尺パターが人気。ただ、慣れるまでにはかなりの練習量が必要で、アマチュアの使用者はかなり限定的だ。その点、中尺は扱いやすく、手軽にチャレンジできる。一般的な長さのモデルと同じ感覚で中...
2023/10/13中古ギア情報

「L字パターの歴史」ショートトリップ おススメ中古も合わせてCheck!

一般的には、大きいヘッドで高慣性モーメントのモデルのパターがやさしいとされているが、スイングタイプによってはヘッド形状の合う合わないが存在してくる。今回は難しいヘッド形状と言われているL字パターの性能や歴史についてまとめつつ、お買い得な“中古L字”を紹介したい。 L字パターの意外なメリット L字パターは大きく分けて2種類のヘッドがある。1つはブレードタイプ、もう一つはマレットタイプだ。ブレードタイプはソール幅が狭く、難しそうな見た目をしているが、ソリッドな打感が魅力的。グリーンを少し外した場合でもウェッジ感覚で使うことができ、アプローチ感覚で距離感が作りやすいという理由で愛用するユーザーも多い...
2023/10/20中古ギア情報

「DI、PT、エボⅣ…」プロが替えられないシャフト 中古相場はおいくら万円?

ツアープロのドライバーに装着してあるシャフトをチェックしてみると、必ずしも最新モデルでないことに気づくだろう。松山英樹も最新作のテストには精力的だが、実戦では長らく同じモデルを愛用している。名手たちがどうにも手放せない“ちょい古シャフト”を中古ショップで探してみた。 松山英樹だけじゃない! ツアープロが替えられない「ツアーAD DI」 松山が替えられないシャフトはグラファイトデザイン「ツアーAD DI」(2009年)だ。手元のしなり感があるシャフトで多くの有名選手が今も使用している。アダム・スコット(オーストラリア)は昨季までたびたびドライバーに、今季はフェアウェイウッドに装着。ザンダー・シャ...
2023/10/27中古ギア情報

「トライホット、トラス TB1、スタジオステンレス…」高値で売れるパターはどれ?

自宅に眠っているクラブを中古ショップに売れば、買い替えの資金になる。気になるのは相場事情。今回は高値で売れる可能性があるパターを紹介しよう。 オデッセイが1万円台のお手頃なパターを発売していた2001年当時、「Tri HOT(トライホット) #3」は3万5000円と高額なこともあり、新品市場で爆発的に売れたとは言い難かった。ところがツアーでは人気モデルで、特に上田桃子が長く使用したことで知られている。生産終了後、オークションでは5万円前後で取り引きされたが、2010年に「Tri HOT #3 ix」として復刻され異常な人気はようやく収束。現在はオリジナルとともに中古販売価格は1万円を切る。買...
2023/11/03中古ギア情報

中古市場で未だ人気「NIKEのクラブ」 見つけたら買い“勝手にHOT LIST”

米スポーツ用品王手ナイキは1998年にゴルフボール、2002年にゴルフクラブの製造販売に進出。タイガー・ウッズをはじめとしたスター選手を擁してプロゴルフ界でも一大ブランドになった。16年にシューズ、アパレル事業に特化するためクラブ、ボール製造からは撤退したが、新興メーカーらしい発想から数々の名器を残した。今回は中古市場で未だに人気があるナイキのクラブにスポットを当てる。 エポックメイキングなウッド類は今… ウッズやロリー・マキロイ、ブルックス・ケプカも契約し使用していたナイキのクラブ。進化のスピードが速いドライバーにおいても、独特の配色やテクノロジーで、いまも先進性を感じさせるものがある。「V...
2023/11/10中古ギア情報

本当は教えたくなかったけどなぁ… 見つけたらポチッ! 即買い必至の中古「ウッド型UT」6モデル

ユーティリティ(以下UT)は、ウッドとアイアン双方の良さをミックスしたクラブ。まさに「ウッド+アイアン÷2」という位置づけだ。海外ではハイブリッドとも呼ばれ、いまやロングアイアンだけでなく、ミドルアイアンの代わりにもなるほど守備範囲は拡大。今回は使い勝手を含めて、中古でコスパの良い名器といえるウッド型UTを紹介しよう。 タイト、ピン、キャロウェイ…名器たちをピックアップ 「タイトリストのUTは替えられない」というツアープロは意外に多い。2018&19年の日本男子ツアー賞金王・今平周吾は2011年に発売された「910H ユーティリティ」を長年愛用。中古市場では6000円前後から見つかるが、なか...
2023/11/24中古ギア情報

「100が切れる」セットを中古で組んでみた “予算別 A or B” アナタならどっち?

初心者だった頃、「ゴルフショップって入りにくい」と感じなかっただろうか? まず何から買えばいいかわからない。試打をしようにも、他のクラブとの違いだって分からない。中古ショップはさらにハードルが高いと聞く。だからこそ“僕たち先輩ゴルファー”は頼られるべき存在。初心者が効率的に上達し「100切りを目指せるセット」を考えてみた。 そもそも14本必要なのか?という素朴な疑問 1ラウンドで使っていいクラブ(キャディバッグに入れていいクラブ)は、14本までというのがゴルフのルール。だが実際には、14本をフルに使ってコースを攻略するのは上級者と言える。2021年の国内男子ツアー「ミズノオープン」ではツア...
2023/12/08中古ギア情報

グリップ交換、サビ取り、ボール痕処理…何でもござれ 中古クラブ“お手軽メンテ法”

中古クラブは、その時の状態や程度が価格に大きく影響する。つまり“使用感”の多く見えるクラブほど高値で売れない傾向にあるわけだが、身近なものを使ってひと手間かけるだけで、これらはかなり改善される。今回はそんなお手入れ方法を紹介しよう。 まずはグリップのお手入れ グリップ交換きほんの「き」 クラブを使うと、まず汚れてくるのはグリップ。正直に言うと、店頭で中古クラブ購入の際はその場でグリップを交換してもらうことがおススメだ。しかしここ数年で、グリップの価格は大幅にアップし、交換には工賃も発生する。せっかく安値で中古クラブを購入したのだから、コスパ良く自分で交換するという手もある。 グリップ交換には、...