初日からリードした欧州選抜がタイトルを奪還した（David Cannon／Getty Images）

◇米国選抜VS欧州選抜◇ライダーカップ 最終日（1日）◇マルコ・シモーネG＆CC（イタリア）◇7181yd（パー71）

シングルスマッチプレー12試合が行われ、5ptリードで迎えた欧州選抜が5勝5敗2分けで6pt（勝ち：1pt／分け：0.5pt）を加算。16.5pt対11.5ptとしてタイトル奪還を果たし、1997年から続く“ホーム”での連勝を「7」に伸ばした。

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欧州選抜は4ptを加算すれば勝利が決まる状況で、2組目のビクトル・ホブラン（ノルウェー）がコリン・モリカワに、4組目のロリー・マキロイ（北アイルランド）がサム・バーンズに勝利。さらに6組目のティレル・ハットン（イングランド）も勝ち点を奪い、着々とタイトルに前進する。

追い詰められた米国選抜は7組目のブルックス・ケプカからジャスティン・トーマス、ザンダー・シャウフェレと3連勝を飾る意地を見せたが、決着がついたのは終盤の11組目。トミー・フリートウッド（イングランド）がリッキー・ファウラーを3＆1で破った時点で4ptを上回り、チームの優勝を決定づけた。

通算成績は米国選抜の27勝、欧州選抜の15勝（2回の引き分け）。2025年の次回大会は米国に舞台を戻し、ニューヨーク州のベスページ州立公園ブラックコースで開催される。