逆転でツアー初優勝を飾ったテイラー・ムーア(Julio Aguilar/Getty Images)

◇米国男子◇バルスパー選手権 最終日（19日）◇イニスブルックリゾート&GCコパーヘッドコース（フロリダ州）◇7340yd（パー71）

2打差を追って4位からスタートしたテイラー・ムーアが5バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算10アンダーでツアー初優勝を飾った。

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ムーアは2016年にプロ転向し、22年からPGAツアーに加わった29歳。最終組の2組前でラウンドを終え、プレーオフに備えて調整していた練習グリーン上で吉報を聞いた。

通算9アンダーの2位に単独首位スタートから逆転を許したアダム・シェンク。首位に並んで迎えた最終18番を、1打目を左に曲げるミスショットが響いてボギーとし初タイトルを逃した。

通算8アンダーの3位に、ともに「70」にとどまったジョーダン・スピースとトミー・フリートウッド（イングランド）。スピースは後半14番（パー5）までに3つ伸ばし勝利に前進したが、上り3ホールの難所“スネークピット”で16番、18番とボギーをたたき失速した。

大会3連覇がかかっていたサム・バーンズは通算5アンダーの6位で終えた。