2007年 WGC CA選手権

3連覇に挑むタイガーは10位タイスタート! 日本勢は大乱調

2007/03/23 00:00

2007年WGC(世界ゴルフ選手権)の第2戦「WGC CA選手権」が、フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開幕。初日トップに立ったのは、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とロバート・アレンビー(オーストラリア)。5アンダーまでスコアを伸ばして、トップに並んでいる。

今季WGC初戦「アクセンチュアマッチプレー選手権」で勝利を挙げたステンソンが、再びWGCの大舞台で存在感を示した。7バーディ2ボギーという安定した内容で、アレンビーと並び首位タイスタート。昨年は13位タイ、一昨年は3位タイと相性の良さを見せているだけに、今大会でも台風の目になることを予感させる好発進となった。

1打差で追う4アンダー単独3位には、デンマークのトーマス・ビヨーン。続く3アンダー4位タイにはアーロン・バデリー(オーストラリア)、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)、チャールズ・ハウエルIIIの3人が並び、混戦模様を呈している。

今大会5勝を挙げている注目のタイガー・ウッズは、この日は3バーディ、2ボギーと伸び悩みを見せたものの、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らと並んで1アンダー10位タイとまずまずの位置。その他有力選手では、過去1勝を挙げているアーニー・エルス(南アフリカ)がジム・フューリックと並び2アンダーの7位タイ。前週、今季2勝目を挙げて勢いに乗るビジェイ・シン(フィジー)は、2オーバーの38位タイとやや出遅れた。

期待されていた日本勢2人は、ともに大乱調。片山晋呉は9オーバーの73位タイと最下位に沈み、谷原秀人も最終18番でトリプルボギーを叩くなど8オーバーの71位タイ。順位表の下から1番目、2番目に、日本人プレーヤーの名前が連なる結果となってしまった。

2007年 WGC CA選手権