ハドウィンが逃げ切り優勝 カナダ人14人目の米ツアー制覇
2017/03/13 07:20
◇米国男子◇バルスパー選手権 最終日(12日)◇イニスブルックリゾート&GCカッパーヘッドC(フロリダ州)◇7340yd(パー71)
ともにツアー初優勝を懸けたアダム・ハドウィン(カナダ)とパトリック・カントレーの戦いは、通算14アンダーで並んで迎えた最終18番をボギーとしたカントレーに対し、パーセーブしたハドウィンが1打差で振り切り勝利。2位に4打差をつけてスタートしたハドウィンが、カナダ人として14人目の米PGAツアー制覇を成し遂げた。
“スネークピット”と呼ばれる難度の高い上がり3ホール。その入り口となる16番で池につかまりダブルボギーとしたハドウィンに、9番から14番までの6ホールで5バーディを奪ったカントレーが追いついた。17番はともにパー。だが、最終18番でカントレーがガードバンカーから寄せきれずにボギーとして雌雄は決した。
通算12アンダーの3位にはドミニク・ボツェリとジム・ハーマン。通算11アンダーの5位にトニー・フィナウが続き、通算10アンダーの6位に昨年優勝のシャール・シュワルツェル(南アフリカ)が入った。
54位からスタートした石川遼は、6ボギー2ダブルボギーの10オーバー「81」と、今季ワーストとなるラウンドで、通算12オーバーの69位で4日間の戦いを終えた。石川の次戦は2週間後の「プエルトリコオープン」の予定。