競技復帰を果たすタイガー･ウッズ(Christian Petersen/Getty Images)

米国男子ツアー「ヒーローワールドチャレンジ」が、12月1日（木）から4日（日）までの4日間、バハマにあるアルバニーGCで開催される。賞金ランキング対象外の試合ながら、松山英樹ら世界ランク30位以内の16人を含む全18選手が出場。大会ホスト役を務めるタイガー・ウッズが、約1年3カ月ぶりに競技に復帰することで通常の試合以上の注目を集めている。

カリブ海に浮かぶニュー・プロビデンス島に世界のトッププレーヤーが集結する。賞金総額350万ドルで、昨年の優勝者には世界ランクポイント46点が付与された。7週間前、米ツアーの今季開幕戦出場を直前でキャンセルしたウッズだが、今回は会場内ですでに練習中。世界ランクは出場選手でも断トツに低い898位まで落ちているが、過去5勝を誇る豪華な大会で2015年8月「ウィンダム選手権」以来の復帰を果たす。

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• 最新の世界ランキング（11/29更新）

昨年大会はバッバ・ワトソンが通算25アンダーで優勝した(Scott Halleran/Getty Images)

日本からは世界ランク6位の松山が出場する。前週は南半球オーストラリアで日本代表として「ワールドカップ」を戦ったばかり。松山のほかリッキー・ファウラー、ジミー・ウォーカーの米国代表とラッセル・ノックス（スコットランド）が、ワールドカップ出場組だ。

昨年は、バッバ・ワトソンが通算25アンダーで大会初制覇を果たし、松山は最下位に終わった。アジア勢として初めてWGCを制するなど、さらなる飛躍を果たした松山が2016年をどう締めくくるか注目したい。

大会初日、タイガー・ウッズは現地時間午後0時にパトリック・リードと、松山英樹は0時20分にルイ・ウーストハイゼン（南アフリカ）とティオフする。

【全出場予定選手】
バッバ・ワトソン、リッキー・ファウラー、ジミー・ウォーカー、ブラント・スネデカー、J.B.ホームズ、ザック・ジョンソン、ジャスティン・ローズ、ヘンリック・ステンソン、ジョーダン・スピース、マット・クーチャー、パトリック・リード、タイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、松山英樹、ルイ・ウーストハイゼン、エミリアノ・グリジョ、ラッセル・ノックス