伝統のコロニアル スピース、スコット、岩田寛らが参戦

テキサス州フォートワースにあるコロニアルCCを舞台にする米国男子ツアーの伝統の試合は今年、新スポンサーを迎え「ディーン&デルーカ招待」として26日（木）に開幕する。第1回大会は70年前の1946年に開催され、大会最多の5勝を誇るのは、長らくフォートワースに居住したゴルフ界の巨人ベン・ホーガン。今大会はツアーで最も長い期間、同一コースで開催されている試合だ。

昨年大会の優勝者はクリス・カーク。首位と3打差の4位からでた最終日に「66」（パー70）をマークし、通算12アンダーで逆転した。昨年は石川遼が43位、一昨年は松山英樹が自身ツアー初となる最終日最終組でプレーして10位タイに入るなど、全長7204ydのクラシックコースは日本人選手とも相性が良い。

2015－16年シーズン、テキサス州では年間5回の大会が開催されるが、今週がその最終回。地元テキサスで未勝利のジョーダン・スピースにとっても、悲願達成への今年最後のチャンスとなる。

現在、フェデックスカップランキングで2位につける、一昨年の優勝者アダム・スコット（オーストラリア）も参戦。また、前週10戦ぶりのトップ30入りとなる24位で終えた岩田寛もフィールド入りを果たした。

【主な出場予定選手】クリス・カーク、ジョーダン・スピース、アダム・スコット、ザック・ジョンソン、ケビン・キスナー、マット・クーチャー、ルイ・ウーストハイゼン、スティーブ・ストリッカー、岩田寛