プエルトリコでWGCの裏開催 石川遼＆今田竜二が出場

米国男子ツアー「プエルトリコオープン」は5日（木）から、プエルトリコ北部のトランプインターナショナルGCで行われる。フロリダ州マイアミ近郊で行われる「WGCキャデラック選手権」と同週開催。世界選手権シリーズ出場を逃した選手たちが“裏大会”でしのぎを削る。

開幕前の世界ランキング最上位選手は87位のブレンダン・デ・ヨング（ジンバブエ）。前週の「ザ・ホンダクラシック」で2015年初の決勝ラウンドを戦った石川遼、レギュラーツアー復帰を目指す今田竜二にとっては上位進出を狙いたい一戦だ。特に石川は2012年には2位フィニッシュを決めて翌年のレギュラーツアー出場権獲得に大きく前進、翌13年にはホールインワンを達成するなど好相性を誇る。

過去7大会の優勝者のうち、昨年のチェソン・ハドリーを含む4人がツアー初勝利をマーク。一昨年の欧州ツアー新人王ピーター・ユーライン、アーノルド・パーマーの孫であるサム・サウンダースら新鋭には米国の期待がかかる。

過去のメジャーチャンピオンとしてジョン・デーリー、デビッド・デュバル、トレバー・イメルマン（南アフリカ）らが出場。リー・ジャンセンは先月、米国シニアツアーで初勝利を挙げたばかり。ベテランの復活劇もドラマになる。

【主な出場予定選手】
C.ハドリー、J.バード、M.カルカベッキア、J.デーリー、B.デ・ヨング、D.デュバル、今田竜二、T.イメルマン、石川遼、L.ジャンセン、S.J.パク、S.サウンダース、D.トムズ、P.ユーライン、B.ウィークリー