「69」と伸ばして7位タイで最終日へ。開幕戦Vに望みをつないだ松山英樹

◇米国男子◇フライズドットコムオープン 3日目◇シルバラードリゾートアンドスパ・ノースコース（カリフォルニア州）◇7,203ヤード（パー72）

7位からスタートした松山英樹が逆転優勝への可能性をつないだ。6バーディ、3ボギー「69」と伸ばし、通算10アンダーで同位置をキープ。単独首位を走るベ・サンムン（韓国）が通算16アンダーと1人抜け出したが、松山から2位までの差はわずか2ストローク。昨季6月「ザ・メモリアルトーナメント」に続くツアー通算2勝目へのチャンスをつかんで明日の最終日を迎える。

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2位から出たベは、序盤2番からの5連続バーディを奪うロケットスタート。終盤17番の短いパー4では、ティショットをピンそば2mにつけてイーグルとするなど「65」と伸ばし、13年「HP バイロンネルソン選手権」以来となるタイトルに王手をかけた。

通算12アンダーの2位に、ツアー未勝利のザカリー・ブレア。さらに1打差の3位に、マット・クーチャー、スコット・ラングレー、ブルックス・ケプカ、マーティン・レアード（スコットランド）の4人が続く。

47位で決勝ラウンドに進んだ石川遼は、ムービングデーに大きくジャンプアップ。後半14番では2日連続となるパー4でイーグルを記録したほか、4バーディ、1ボギー「67」をマーク。通算7アンダーの17位タイに浮上し、最終日を前に上位争いに飛び込んできた。