婚約破棄から絶好調？前週欧州で優勝のマキロイが今度は米国で首位スタートを切った（Andy Lyons／Getty Images）

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 初日◇ミュアフィールドビレッジGC（オハイオ州）◇7,392ヤード（パー72）

前週の欧州ツアー「BMW PGA選手権」で今季初タイトルを手にしたロリー・マキロイ（北アイルランド）の好調は、海を渡っても継続中だ。2イーグル、7バーディ、1ダブルボギーの「63」をマークし、2位に3打差のリードを築く単独首位発進を切った。

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前半アウトを4バーディで折り返すと、後半11番、15番のパー5ではいずれも2オンからイーグル奪取。11番では8メートルをねじ込むなど特にグリーン上のプレーが光り、スコアに対するパットの貢献率を示すストローク・ゲインド・パッティングでは6.301という驚異的な数字を記録した。2012年以来となる米国ツアータイトルに向けて、視界は良好のようだ。

日本勢では、松山英樹が4バーディ、2ボギーの「70」で回り、2アンダー21位と上々の滑り出し。一昨年大会で9位タイに入った石川遼は1イーグル、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパーとし、フィル・ミケルソン、ジェイソン・デイ（オーストラリア）らと並ぶ45位で初日を終えた。

上位では、6アンダーの2位にバッバ・ワトソン、クリス・カーク、ポール・ケーシー（イングランド）の3選手。世界ランキング1位で前週優勝のアダム・スコット（オーストラリア）は3アンダー11位発進。前年覇者のマット・クーチャーは2オーバー87位と出遅れた。