難関コースで好発進を決めたR.カストロ。同じく首位でスタートした5月のザ・プレーヤーズでは失速したが・・・？（Patrick McDermott／Getty Images）

◇米国男子◇AT＆Tナショナル 初日◇コングレッショナルCC （メリーランド州）◇7,569ヤード（パー71）

昨年覇者のタイガー・ウッズが肘痛のため不在で幕を開けた初日、5アンダーをマークしたロベルト・カストロが単独首位に立った。2007年にプロ転向したカストロは、11年からツアー参戦しているが、まだ勝利はない。今季は「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で16位タイに入る成績を残している。

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首位と2打差の3アンダー2位タイにはビリー・ホーシェル、バド・コーリー、グラハム・デ・レート（カナダ）の3人が並んだ。プロ3年目を迎えた23歳のコーリーも初優勝を狙う1人として、残り3日間の戦いが注目される。

さらに1打差の2アンダー5位タイには、ジム・フューリック、ブラント・スネデカーといった実力者をはじめ、ニコラス・コルサート（ベルギー）、ジョーダン・スピースなど8人が集団を形成。ビル・ハース、ニック・ワトニーら15人が1アンダーで追いかける。

そして先週は日本で「日本ゴルフツアー選手権shishido hills」に出場した石川遼が、主戦場に戻り参戦。1番からスタートすると、12番まで1アンダーとスコアを伸ばしていたが、その後スコアを落として2オーバー「73」でホールアウト。60位タイで初日を終えた。