絶好調K.ペリーが首位浮上!タイガーは5打差の7位に後退
2003/05/31 09:00
米国男子ツアーの準メジャー「メモリアルトーナメント」は2日目に入り、大本命のタイガー・ウッズが伸び悩み、混戦状態に突入してきた。
首位に立ったのは、先週4日間で19アンダーを記録して優勝を果たしたケニー・ペリーだ。初日に7アンダーでラウンドしたペリーは、2日目に入っても、好調を維持。4バーディ、ノーボギーという内容で11アンダーまで伸ばしている。
1打差の2位につけているのはレティーフ・グーセンとリー・ジャンセンのメジャーチャンピオンだ。2人はそろって2日間5アンダーずつマークし、着実にスコアを伸ばしている。2週間後に控えた全米オープンに向けても上々仕上がり具合という感じだ。
首位とは3ストローク離れてビジェイ・シンも優勝争いにしがみついている。先週はアニカ・ソレンスタムの米ツアー出場で、自身のコメントが元になりメディアだけでなく、一般ゴルフファンからもバッシングを浴びせられたシンだが、今はとにかくゴルフに集中ができているようだ。
そして本命のタイガーだが、4番でボギーを先行すると8番パー3ではダブルボギーを叩き前半を2オーバーで折り返した。後半は10、14番バーディの後15番パー5でイーグルを奪ったが、最終ホールはボギーになってしまい1つしか伸ばすことができなかった。通算6アンダーの7位に後退してしまった。首位とは5打差と開いたが、残り2日間でどこまで追い上げてくるか注目したい。
初日好スタートを切った日本勢は、田中秀道がイーブンパーでラウンドし、2アンダーをキープした。順位は26位から30位に下がったが、決勝ラウンドでも上位に食い込めそうだ。一方、昨年4位に入る活躍を見せた丸山茂樹は、バーディを奪えずボギーが3つ。初日の貯金を使い果たしイーブンパーの43位に後退してしまった。