C.ビジェガス首位タイ発進 ベ・サンムンが1打差3位
◇米国男子◇ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション初日◇PGAウェスト・パーマーコース(6950ヤード、パー72)、ラ・キンタ・カントリークラブ(7060ヤード、パー72)、ニクラス・プライベート at PGAウェスト(6924ヤード、パー72)=米カリフォルニア州
「ボブホープ・クラシック」からリニューアルされた大会は、初日から3日間、プロアマ形式で3つのコースをプレーする4日間競技(最終日はプロのみが出場)。ラ・キンタCCをラウンドしたデビッド・トムズ、ニクラス・プライベートを回ったカミロ・ビジェガス(コロンビア)が、いずれも9バーディ、ノーボギーの「63」をマークして9アンダーのトップタイでスタートを切った。
昨季1勝を挙げたトムズに対し、ビジェガスは久々といえる好発進。昨年は出場25試合中、予選通過14試合、トップ10入り4度と不遇の時期を過ごしたが、新シーズンの序盤戦で再び存在感を見せられるだろうか。
トップの2人を1打差で追う8アンダー、3位タイにはテッド・ポーターJr、ブラント・スネデカー、ボブ・エステスの地元米国勢とともに、韓国のべ・サンムンが入った。昨年度の日本ツアー賞金王はニクラス・プライベートをラウンドし、後半8番(パー5)ではイーグルを奪うなど「64」をマーク。前週の「ソニーオープンinハワイ」に続いて自信あふれるプレーは米国でも健在のようだ。
サンムンと同じく注目の韓国人ルーキー、ノ・スンヨルも、ベン・クレーンらと並んで7アンダーの7位タイと好発進。バド・コーリーは6アンダーの14位タイ。唯一の日本勢、今田竜二はパーマーコースをプレー。前半アウトで1つスコアを落としたが、後半10番から5連続バーディを奪い、4アンダーの31位タイで初日を終えた。
昨年の前身大会でベネズエラ人として初の米ツアーチャンピオンになったジョナサン・ベガスは2アンダーの80位タイ。また、自身の今季初戦を迎えたフィル・ミケルソンはダブルボギー、トリプルボギーありの「74」で2オーバー、134位タイと大きく出遅れた。