プレーオフでも好調を維持！ 今季3勝目を挙げたS.ストリッカー（Jim Rogash /Getty Images）

マサチューセッツ州にあるTPCボストンで開催されている、米国男子ツアー第36戦「ドイツバンク選手権」の3日目。ショーン・オヘアー、スティーブ・ストリッカー、レティーフ・グーセン（南アフリカ）の3人が、通算13アンダーで首位タイに並んでいる。

決勝トーナメントに入り、まさに“混戦”という言葉がふさわしい展開となってきた。首位からスタートしたオヘアーはボギーを先行させながらも終盤に巻き返し、通算13アンダーで首位をキープ。ここに、3つスコアを伸ばしたグーセン、そして3ボギーを叩きながらも、積極果敢なゴルフでベストスコア「65」をマークしたストリッカーが追いつき、3人がリーダーズボードを引っ張る展開に。今季3勝目を狙うストリッカーが優勝の最右翼と目されているが、果たして？

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首位の3人と1ストローク差の4位タイに並んでいるのは、ケビン・ナ、スコット・バープランク、パドレイグ・ハリントン（アイルランド）の3人。こちらの3人も、勢いはトップの3人に負けていないだけに、逆転優勝の可能性も十分。激しい優勝争いを見ることができそうだ。

続く通算11アンダー、7位タイにはジェリー・ケリーと、ケビン・サザーランド。巻き返しが期待されたタイガー・ウッズは1つスコアを落してしまい、通算4アンダー。前回覇者のビジェイ・シン（フィジー）らと並び30位タイとし、優勝はかなり厳しい状況となっている。辛うじて予選突破を果たした今田竜二は、4つスコアを落して通算2オーバー、68位タイに後退。2日目に見せたジャンプアップを、最終日でもう一度見せてほしい。