2011年 ドイツバンク選手権

B.ワトソンが首位キープ!P.ミケルソンが大暴れ!

2011/09/05 09:27
予選最下位通過から一気に優勝争いに名乗りを上げたフィル・ミケルソン(Jim Rogash/Getty Images)

マサチューセッツ州にあるTPCボストンで開催されている、米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「ドイツバンク選手権」の3日目。通算10アンダーで首位に3人の選手が並んでいたが、その上位陣は伸び悩み依然混戦状態が続いている。首位タイからスタートして唯一その座を守っているのが、バッバ・ワトソン。5バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフとなったが、2位に1打差の通算11アンダー単独首位で今季3勝目に王手をかけた。

通算10アンダー2位グループには、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ブレンダン・スティールチェズ・リービージェリー・ケリー、そして首位タイにつけていたアダムスコットの5人が集団を形成。さらに1打差の通算9アンダー7位には、イングランドのルーク・ドナルドジム・フューリック、さらに首位タイスタートのチャール・シュワルツェルなど5人が並んだ。

さらに通算8アンダー12位タイに、ロバート・カールソン(スウェーデン)ニック・ワトニーリッキー・ファウラーなど7人が続き、首位と4打差の通算8アンダー19位タイにフィル・ミケルソンアーニー・エルス(南アフリカ)、ダスティン・ジョンソンといった顔ぶれが名を連ねている。

ミケルソンは通算1オーバーの67位タイでぎりぎり予選を通過したが、この日は1イーグル、6バーディの大暴れ。一気に19位タイまで浮上させると共に、逆転優勝の可能性も見えてきた。ビッグスコアも出る今大会だけに、最終日に誰が抜け出すか全くわからない状態となっている。

そして、日本の今田竜二は5つのバーディを奪いながら、2つのボギーとダブルボギーを
つたたき、スコアを1つ伸ばすにとどまった。前日よりも順位を1つ挙上げて、通算1アンダー60位タイとなった。

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